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2017年2月 7日 (火)

迷子

今日の絵

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  我が家のごく近くです。家から歩き出す方向によっては、すぐそばにこんなところがある…田舎だよなあ。

迷子

  私は方向音痴だし、おっちょこちょいでもあるから、子供のころからよく迷子になった。
  迷子というやつは、気が付いたらいつの間にか迷っていたというのが普通である。

 しかし私には、覚悟のうえで迷子になったことが1度だけある。
 貧乏人の私には数少ない海外旅行で、タイへ行った時のことだ。バンコックの休日、一人で街を散歩していたら、いい鴨を見つけたと思ったのかなあ、一人の男が、近づいてきて
 「私はホンダ(だったと思う、いずれにしても日本企業)で働いている。今日は休みだ。案内してやろう」
 という。
 もちろん英語で言ったんですよ。それを私は分かったんですよ。ぼんくら蛙を馬鹿にしてはいけない・・・ついでに言えば、何事でも私が自慢するのは、この程度のことであります。トホホ。
 で、まあ、その申し出を受けたのですが、それからが大変です。船に乗せるはタクシーに乗せるはで、珍しい寺などは見せてもらったりしたが、初めて来たバンコクで何がなんだか訳が分からなくなってしまった。
 そこで私は意を決した。この男と別れよう。このまま引き回されたら懐具合だってどうなるか分かりはしない。男に薄謝を渡し(渡したくはないが、それをしなければ、何かされそうで、怖かった)、
 「俺は一人で歩きたい。だからここで別れる」
 と言って男と別れた。
 別れたその時から、私は迷子なのです。まだ日は高いし、ホテルの地図と住所をを書いたカードを持っているので、何とかなると思ってましたね。
 ま、それからはブロウクン英語と身振り手振りで、バスなど乗り継ぎ、ホテルまで帰りました。そのとき私が使った英語は…やめときましょう。たった一つ「ホエアー、ウイアー、ナウ」というのは正しい映語だったそうです。

 何でこんな話を書く気になったかといえば、今朝迷子のなった夢を見たからです。近頃、道が分からなくなったり、旅館などで自分の部屋に帰れなくなったり、自分の教室が分からなくなったり・・・ア・・・これについても過去の。記憶があるしかしそれまで書くと長くなりすぎる。
 とにかくこの頃見る夢は、目的地が分からなくて道に迷うのではなく、帰る場所が分からなくて、迷うというのが多い。この先私が帰るところなんて土の中しかないんだけれどね。

気になる俳句

雪の峰静かに春ののぼりゆく 飯田龍太

ぼんくら俳句

   歩いてもまた迷い道春の夢




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