« ことば狩り・揚げ足取り | トップページ | 寿会(老人会) »

2016年3月11日 (金)

痴愚神礼讃

002_2

 新聞の白黒の広告写真から…水彩画の会で描きました。

痴愚神礼讃

 『痴愚神礼讃』エラスムス著・沓掛良彦訳(中公文庫)を読んでいます。
 この本は、痴愚(女)神が、いかに自分が人間を幸せにしているかと語るスタイルになっている。「痴愚女神」のとりまきは「うぬぼれ」、「追従」、「怠惰」、「快楽」、「無思慮」、「逸楽」、「お祭り騒ぎ」、「熟睡」などです。その語り口は、皮肉、ユーモイア(ブラックユーモアを含む)に満ちている。
 そのうちの1ページの半分だけ要約してみましょう。問題のページは70ページの前半です。
 ---思慮深さとは、実践によって生まれる。
 賢者は臆病だったり謙虚だったり、危険を察知したりして書物の中に逃げ込む。そして屁理屈を学ぶ。 愚者は危険なものにも身をもって立ち向かう。そこから本当の思慮が生まれる。
そして次の警句が来る。

  愚者ハ、事ガ済ンデカラ物ノ道理ヲワカルモノダ


 つまり、賢者と愚者は入れ替わるということ。 

気になる俳句

 天井でふうせん赤い夜を越せり 加藤かけい

ぼんくら俳句

   風船のその上を行く飛行船

|

« ことば狩り・揚げ足取り | トップページ | 寿会(老人会) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/118203/64400346

この記事へのトラックバック一覧です: 痴愚神礼讃:

« ことば狩り・揚げ足取り | トップページ | 寿会(老人会) »