山の会の新年会
武蔵横手駅(西武線)から30分くらいで行けるのかな?啓明荘で山の会の新年会。殆ど毎年、新年会は啓明荘で行います。いちおうは山の会なので、啓明荘に着くまでに2時間ほどの山歩き。東吾野駅から歩き始めて吾那神社からユガテに向かう。ユガテに行くのでもこのコースは何度もきつい登りがあり、そう馬鹿にはできない。ユガテから啓明荘までも2度ほど谷まで降りて尾根まで登るといういということを繰り返すので、2時間とはいえかなりの強行軍です。
ユガテ経由で啓明荘に行った人が14名、武蔵横手から直接啓明荘に行った人が7名、21人の新年会でした。恒例の餅つき、その後の宴会、ということですね。
ユガテの風景
山の中腹ですが何軒か家があって良い風景なんですよね。今回は写真に撮りませんでしたが、蝋梅がたくさん咲いていて、柚子やミカンも美しく実っています。木楽会と云うボランティアグループが、このあたりの景観を守るために活動をしているようです。
啓明荘では西東京山の会?のグループが、私たちと同じように新年会をしていました。
気になる俳句
雪催ふ琴になる木となれぬ木と 神尾久美子
私は琴作りの職人でしたから、こんな句は気になります。琴は桐の木で作りますが。産地によって材質が違います。最も良い木が取れるのは会津です。
桐というのは世界中の温帯にあるようで、各地から輸入されました。中でも、アメリカ、カリホルニア辺りで取れる桐の材質が良くて、輸入されましたが、合津産と思われるようにわざわざ会津で売り出したことがありました。杢目など本当にきれいでした。買うほうも騙されたりしたのですが、長い目で見ると、やはり合津産にはかなわないんですね。
ついでに書いておきますが「女の子が生まれたら桐の木を植えて嫁に行くときはその木でタンスを作る」などという話がありますが、嘘です。桐の木の育ちは確かに早いのですが昔はは18歳くらいで嫁に行ったでしょう。18年の桐では箪笥の裏板や抽斗の中の木ぐらいしかできません。箪笥の表面には使えないでしょう。
ぼんくら俳句
寒風に帽子飛ばして自転車漕ぐ
寒風やとびとびにあるマンホール
暖冬ですが自転車で駅に向かうと結構寒い。
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