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2015年8月16日 (日)

俳句モード

Img016

 絵は上長瀞です。この人たちもたぶん中国人。

自転車で智光山公園へ

  智光山公園でいつもの池のほとりのベンチに座ったら、なぜか俳句モードに切り替わった。池を湖に見立てたりはしたけれど、一人吟行といった所です。読んでいる本のせいかなあ。

気になる俳句

   叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉  夏目漱石

 じつは、この句と「有る程の菊抛げ入れよ棺の中」が、漱石の句の中で私の最も好きな句です。でも、『俳人漱石』坪内稔典著、(岩波新書)によれば、江戸時代に東柳という俳人が「たたかれて蚊を吐く昼の木魚哉」という句を作っているのだそうです。
 偶然の一致なのか、どこかで読んでいたか。たぶん漱石は読んでいたんでしょうね。大田南畝の著書で紹介されているし、明治になっては幸田露伴も紹介しているという。
 
はあ、そうですか。知りませんでした。句としては漱石のほうが優れているとは思いますけれどね。
 それにしても「タンポポのポポのあたりが火事ですよ」とか「三月の甘納豆のうふふふふ」(漢字、かななどは違っているかもしれない)などと言う、分かったような分からないような句を書く稔典さん、よく勉強されてますなあ。さすが漱石の研究家。

ぼんくら俳句

     夏蝉も秋蝉もいる湖畔かな
     湖畔には本読む人や秋の蝉
     池の面の樹影の揺れて秋の蝉
     池の面の樹影揺らして落葉かな
     片陰を求めて移る池の端
     オールひとつ打ち寄せられて秋の湖
     視界から人消えている秋暑し
     人去って秋蝉の声ばかりなり
     秋風を来てベンチで本を読む男
     捕虫網親子で担ぐ湖畔かな
     赤とんぼつるんで飛びぬ池の面
 

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