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2015年6月24日 (水)

言葉狩り

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 花と動物の絵には苦手意識があります。この猫は狭山市智光山公園の花菖蒲園を棲家としている野良猫。野良のくせに毛並みが整っていて、清潔な雰囲気がある。人を恐れない。この猫の隣に誰かが座っても、、平気で寝続ける。自分がこの公園の主だと思っているのか。何て奴だ。

 上の文章では差別用語を使いました。人間に「野良のくせに」などという、言葉を使えば、言葉に敏感そうで、本当はそうでもない「言葉狩り」の好きな人から、糾弾を浮けることになるでしょう。

 言葉なんてものは、どんな場面で、どんな文脈で使っているか、どんな気持で使っているか、ということが重要です。それを理解しなければ、「呆けた」といえば差別用語で「認知症になった」といえば差別用語ではないというような考えを持つ人が出てきます。「認知症になった」と言っても、その人を蔑むような気持ちで言っているなら、差別用語です。「呆けた」と言っても、人間の命の悲しみとして云っているなら、差別用語ではないでしょう。

 美輪明弘の「よいとまけの歌」は長い間公共放送からっシャットアウトされていました。「土方」という言葉が、放送禁止用語だったらしいですね。でも、あの歌の中で、美輪明弘は「土方」という言葉を蔑んで使っているわけではないのです。去年でしたかね、紅白歌合戦で放映され話題になりました。

 問題は言葉ではないのです。「土方」が差別用語だからと言って、「土木労働者」といえば差別用語ではなくなるのか。そんなことはないよね。

 絵本の『ちびくろサンポ』は黒人差別の本なんだそうですね。それが論理的に立証されているんだってね。どんな立証の仕方をしているのか分からないけれど、何か釈然としない。

 ひとつの目的のために、どんな論理だって組み立てられる。私などのように頭の悪い奴はその論理が怪しいなと思っても、なかなかそれを論破することができない。そこで頼るのは感覚、感情ですなあ。

 人を殺してもいいなどという論理には感覚がついいていけない。困っている人を自己責任だなどという論理には、感情的に反発する。運がいいだけの人が、そうじゃなかった人を蔑む。いやだねえ。

 今日は全く違うことを書くつもりでした。しかし、猫の絵で「野良のくせに」などという言葉を書いてしまったために、脱線して、こんな内容になりました。

気になる俳句

   炎天へ打って出るべく茶漬け飯  川崎展宏

ぼんくら俳句

     蒸暑や歩幅揃えること難し

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