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2015年3月31日 (火)

新宿御苑

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 絵は千鳥が淵。ボートに乗っている人が一番美しい風景を見ています。うらやましいナア。

新宿御苑

 花狂い人としては、お気に入りの新宿御苑には行かざるを得ません。やはり、良いですね、新宿御苑の桜は。桜に風情があるのですよ。飲兵衛の私が言うのも変ですが、桜いての下にゴザを敷いて、宴会していないのが良いですね。花の下の酒なんて、ぎゃあぎゃあわめいて飲むものではない。酒は静かに飲むべかりけり、だよ。花の下でわめいたって、風情も何もないじゃないか。酒なくて何で己が桜かな、てなことになっちゃうよね。酒飲みでありながら風流を愛する、私はちょっとおかしいのかナア。

 ところで私のブログ、今日のことは今日で終らせて明日に持ち込まないと言うのを原則にしています。つまり、今日撮った新宿御苑の写真などは今日ブログに載せたら、明日以後は使わないと言うことです。絵は別ですれどけれどネ。でも、新宿御苑の写真、今日だけではなく、何回かに分けてアップしたいと思います。

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 今日はここまで。ここまでは、これだから桜は新宿御苑! と
いう写真はありませんけれどね。

気になる俳句

   花模様空の青ってどんな色  志水 芯

 ブログ「写真俳句」。何言ってるのって思うけれど、添え書きを見ると「数年前病気のため失明しました」
とある。

ぼんくら俳句

     花疲れ酒飲むほかはなかりけり
     花の池皆ガキ大将の後を追う
     ランナーは花の対岸走りおり
     満開の下枝ゆれるゆっさゆさ
     うららかや歩けば鼻歌わいて出る














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2015年3月30日 (月)

花の見ごろは短くて狂う間もなく終るかな

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 二重橋のある風景

精障者作業施設「ショップみちくさ」のボラ。

花見

 テレビのお天気キャスターによれば、あさっては雨になるんだって。だから、東京の花の見ごろは明日までだってサ。オヤ、昨日満開になったばかりだヨ。花狂いしようと思ったって、それじゃあ無理だ。とはいえ、明日は新宿御苑に行きます。狭山市あたりからちょっといけるところでは、御苑の桜が最も好きです。上野や小金井公園なんて、行く気にならないネ。

手書き入力のトラブル

 このところ手書き入力ができずにいましたが、解決しました。パソコンを始めたころは、マウスの下にマットを使っていました。今はマウスの性能がよくなったんですかね、マット無しで使っています。しかし私のテーブルはいろいろな傷があったりして、真っ平とはいえない。そこで手書きするときに、直線のつもりが点線になったりする。マウスの下に黒いマットを置くことで、解決しました。

気になる俳句

  わが山河まだ見尽さず花辛夷  相馬遷子

ぼんくら俳句

     朝ぼらけなずなを踏んで歩く径


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2015年3月29日 (日)

皇居、皇居周り、千鳥が淵

歩こう会

 これまでこのブログでは「歩く会」として書いてきましたが、「歩こう会」がいいとこだわる方がいます。私は「歩く会」だろうと「歩こう会」だろうと、どうでもいいのですが、今後は「歩こう会」と書きます。
 で、3月の「歩こう会
」は、皇居とその周辺を歩く。16名だったか17名だったか帰ってきたらもう人数を忘れている、とにかく、普段に無い大勢の参加でした。案内は東京に詳しいHさん。
 「歩こう会」いつもは第4日曜なのですが、今回は桜の開花時季を考えて第5日曜に。これが当たりました。

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 ボートに乗っている人がうらやましい。

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 東京駅を見下ろす

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 お堀の白鳥

気になる俳句

   新池や蛙とびこむ音もなし  良寛
   古池やその後とびこむ蛙なし  酒井抱一
   古池や芭蕉とび込む水の音  仙涯
        やはり手書き入力ができません。仙涯の涯はサンズイが無いのです。
   芭蕉翁ポチャンといえば振り返り
      というような句もあったような気がします。

  今日の気になる俳句は、パロディー俳句でした。

ぼんくら俳句

     朝ぼらけ道にはみ出す母子草
     朝三分午後は開の桜かな















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2015年3月28日 (土)

つばさ俳句会3月定例会

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 昨日鉛筆画としてブログに載せたのですが、ブログでは、なんだかぼやけてしまいました。その完成した鉛筆画の上に、色をつけてみました。はじめからの水彩画と違って、少しくすんでいますが、これはこれの面白さがあるかな、というのが私の感想。

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 どの写真も我家の近くです。春爛漫だね。

つばさ俳句会3月定例会

 「犀」(代表・桑原三郎)の皆さんが、そちらの総会に出ているので、「つばさ」のほうは本当に寂しい定例会でした。

いつもの通り高得点句から紹介します

6点句

  梅三分西から晴れて来たりけり  桑原三郎
  落日の後の明るさ春の雁      桑原三郎

5点句

  さくらまじ手を置いてから座る石  斉藤京子
  川沿いに風の道あり猫柳      桑原三郎
  鋸を反らして鳴らす春の月     桑原三郎
  鳥雲に入る鍔広の帽子かな    桑原三郎

 高得点は、今日欠席の桑原先生ばかりだ。こんなこともめずらしい。私たちの句会は、当期雑詠で、5句投句、10句選句である。
 われわれの会は先生筋が二人いて、一人は桑原三郎、もう一人は今坂柳二である。
今日は今坂柳二中心の句会になる。

4点句

  行き止る私道を戻る沈丁花   横山かつ代
  帽子とばしすずめのてっぽうばかりの田
                       来栖たつ子
  引きとめて垣根越しなる梅自慢  伊達天
  サイフォンポコポコ小春日の窓辺 小野綾子

私の投句

  いっときは雪になりけりすぐ止みぬ  0点
  さざ波や争わぬとき鴨静か      1点
  水鳥は鳴かず鴉は鳴きやまず    2点
  枯木立と言えど芽吹きの気配かな  1点
  春風や肥満の猫が寄ってくる     2点

 ということで、散々な結果です。

私の選句

  惣菜を下げて一駅歩くつくしんぼ 小野綾子
  行き止る私道を戻る沈丁花   横山かつ代
  底冷えの土橋をわたる鴉かな  渋谷みつ子
  頭から背骨引き抜く蛍烏賊   定方幸子
  笑顔良き少年消ゆる春の闇   宮井洋子
  テーブルに頬杖つきて四温かな 渋谷みつ子
  口許の締まりもとけて犬の春  宮井洋子
  風光るショーウインドウにスニーカー
                        白土令子
  引きとめて垣根越しなる梅自慢  伊達天
  サイフォンポコポコ小春日の窓辺 小野綾子


 



 



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2015年3月27日 (金)

普通救命講座 映画「うまれる」

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 たまには筆鉛画でも。

まず昨日の話

  午前中はボラグループ定例会。

  終って、入間川の遊歩道を飯能まで歩く。

そして今日

普通救命講座。消防署内で3時間びっしり。

 人工呼吸、AEDの扱い方。止血、意識をなくしたが呼吸はあり戻しそうな人の寝かし方など。

映画「うまれる」

 夜。狭山市民会館。出産予定日になって胎児が死亡した夫婦。障害を持っていることがわかっても、なお生んだ夫婦。9年間の不妊治療を受け、ついにあきらめた夫婦。親に愛された経験が無くても。私はそうならないと覚悟して生んだ夫婦、など。導入部では、胎児のときの記憶なども取り上げられる。中々感動的な映画でした。
 最後の夫婦(愛された経験の無い妻と、親と縁の薄かった夫)が、実は狭山に住んでいて、映画の後、夫婦と子ども2人で登場。なるほどね。私は映画の中に何回か出てきた公園を「稲荷山公園のようだ」と、隣のOさんにささやいていたのである。

気になる俳句

  生きかはり死にかはりして打つ田かな  村上鬼城

ぼんくら俳句

     春風や河川敷には工事音
     春の川虫か魚か波紋湧く
     河川敷のぺんぺん草とワンカップ
     鶺鴒が石から石へ春の川
     枯れ葦と下萌えに川はせせらぐ
     芽吹く樹にだれかセーター忘れたる
     稜線に春の夕日を転がして
     飛行機の春夕焼けに向かいけり 



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枝垂桜

 昨夜、おそらく写真が多すぎたせいでブログをアップできませんでした。昨日載せる予定だった写真のうち、枝垂桜の写真をとりあえずアップしておきます。まだ満開とはいえませんが、入間川沿い、場所は飯能に入るのかな。

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2015年3月26日 (木)

ブログあっぽしっぱい

今日はこれでおしまい

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2015年3月25日 (水)

引き算ができない!

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 芝生の手入れ。(殿ヶ谷戸庭園)

引き算ができない

 昨日のブログで、中学を卒業したのが53年前と書いたけれども、63年前の間違いでした。現在78歳で中学卒業が15歳。78-15が53だなんて、私の呆けは進んでいるのです。トホホ。。。
 校庭に牛舎があったり、環七の内側に田んぼがあったりしたのは63年前の話です。ただしそのころ、環七はまだできていませんでした。(念のため)

車椅子と仲間の会

 車椅子と仲間の会の総会資料、印刷、製本の手伝い。

気になる俳句

   シャボン玉吹きて貧しき顔残る  猿山木魂

ぼんくら俳句

     満開の辛夷が揺れる切通し


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2015年3月24日 (火)

クラス会・殿ヶ谷戸庭園

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 小鹿野町の風景。描き終わるまで主役の下駄が歪んでいるなんて気がつきませんでした。

中野で中学時代のクラス会。16名参加。

 私がその学校に来たのは中学3年の途中で、校庭にはまだ立ち退いていない酪農家の牛舎がありました。卒業するまでにはなくなっていたけれどね。そのころは、今の環七の内側に田んぼだってあったんですよ。卒業したのは63
年前。我が家は借家でしたが、環七を作るために立ち退きになりました。環七は東京オリンピックに間に合うように急いで作ったんですよね。

 懐かしい顔ぶれに会うとさまざまなことを思い出します。

殿ヶ谷戸庭園

 家を早めに出たので、国分寺で殿ヶ谷戸庭園を散策。その花の一部。

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 木の幹に自然にできた文様

気になる俳句

   気の遠くなるまで生きて耕して  永田耕一郎

ぼんくら俳句

     二次会の会場捜す日はうらら




      

























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2015年3月23日 (月)

失敗は沢山やってきた

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精障者作業所「ショップみちくさ」へ。

 木工で、寸法を間違えて、タルキ(建材用の安い木)を短く切ってしまいました。そういえば、先週もあったよ。こんなことをしていたら、職人失格だね。

 しかし、職人をしていたときも、ずいぶん間違えたなあ。今でも仕事の夢を見るけれど、それはたいがい失敗の夢だ。いい仕事をして有頂天になっている夢なんて、見たことが無い。でも、失敗をしない方法はあるんだよ。仕事をしなければいいんだ。仕事をやめた人間は、仕事で失敗はしないからね。

 群馬大の医師の失敗はすごいネエ。医師だって、最初から名人ではないと思うけれど、ちょっとひどい。この病院で手術をして、亡くなった人の割合は、他の病院平均の17倍だって言うニュースがあった。関与した医師は、失敗しない方法を取るべきです。つまり、医師をやめなよ。

気になる俳句

   曇りぐせいつよりつきし辛夷かな  安住 敦

ぼんくら俳句

     開花日の予報で始まる花狂い
     躊躇してやっぱり踏みぬ落ち椿  


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2015年3月22日 (日)

墓参・桜の保存林

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 安比奈公園(川越市)。入間川の河川敷で狭山市との市境にあり、入間川の水を引いて親水公園になっている。

墓参・多摩森林化学園

 我家の墓は高尾にあり墓参に半日強。墓参の後「多摩森林科学園」へ。

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 これは結城の寒桜、葉桜ですね。ここには桜の保存林があって、3月から6月まで何らかの桜が咲いていると言うのですが、今の時期咲いているのは少ない。

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 これは椿桜というらしい。

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 オカメ桜だってさ。

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 お馴染み、河津桜。

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 豆桜

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 この1枚は我家のマンションから撮った毎年ブログに載せている「こぶし」です。もう満開と言っていいのかな。もう少し開きそうな気もするけれど。。。

気になる俳句

   種蒔ける者の足あとあまねしや  中村草田男

 実はこの句の「あまねし」は漢字で、「サンズイ」に「合」と書きます。手書き入力しようとしても、似ても似つかない字が出てきます。むやみに複雑な字が出てくるのです。先日は、何度もやり直しているうちに、文章自体が消えたりしました。おかげでその日、ブログを書く気力をなくしました。今日も「あまねし」の字は出ません。

ぼんくら俳句

     なんとまあオカメ桜というもあり

 どうにも今日は俳句が出ないのです。ひどい俳句だと思いますが、何としても作れません。









 









 


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2015年3月21日 (土)

こぶしの花

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 新聞の折り込み広告から。縄跳びをする少女。バカに手が長かったりして、私の絵はそんなものです。

 昨日のブログはタイトルと文章が関係なくなってしまいました。一度ちゃんと書いてアップしようとしたら失敗したのです。ことの始まりは、手書き入力で無ければ出せない文字を出そうとしたのに、私の手書きを、どうしても認識してくれないと言うことがありました。私のようにパソコンをやっといじっているような人間は、あちこちいじっているうちに、なんだよこれは! てな事になるわけです。

 ところで、今日のタイトルはなんだっけ? 「こぶしの花」か。わがマンションから見えるこぶしの大樹がありまして、これが今七部咲き。このこぶしが満開になると、桜は直ぐに咲きます。来週は我家のあたりでも、桜が見られるでしょう。

気になる俳句

   一弁のはらりと解けし辛夷かな  富安風生

ぼんくら俳句

     歩きましょう辛夷満開の宵の道
     春分の辛夷咲かせて曇りけり

 明日から今月一杯、ほぼ毎日やることや行くところがあります。年寄には、その方が健康にも、衰えやすい頭にもいいんだってサ。ちょっと疲れるけれどネ。

 

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2015年3月20日 (金)

V連世話人会・山の会総会

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 ブログが全く不調です。今日の記事を書いたのですが、何としても上手く調整できずアップに失敗しました。これもアップできるかどうか分かりません。とにかく余分なことは書かず、今日はこれだけにします。

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2015年3月19日 (木)

本日2度目の投稿

 これが本当の今日のブログで、今朝投稿したのは昨日の分でした。昨夜友人が来て、多いに喋り、呑み、呑みすぎてブログを書かず寝てしまったと言うのが真相。

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 黒い鳥と白い鳥。だからどうだと言うわけではないが。

気になる俳句

   チューリップ喜びだけを持っている  細見綾子

ぼんくら俳句

     ぽつぽつと雨の波紋や残り鴨



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花、花、花

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 近所の庭の置きウサギ

 いよいよ桜の花の季節到来。まず手始めは河津桜。桜と言えばソメイヨシノばかりだったけれど、近頃はカワヅサクラも増えてきました。ソメイヨシノより早く、美しいピンクの花を咲かせます。狭山市にもカワヅサクラの河川敷があります。ごみ焼却場の熱を利用して風呂を沸かし、市民に開放している「サンパーク奥富」裏の河川敷です。
 カワヅサクラを見に行ってきました。ここに桜が咲いていると、まだ多くの人に知られていないのですね。人は、たまにチラホラ見かける程度。

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 これはサイボクハムの庭。

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智光山公園の白木蓮

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 ミヤマガンショウ(深山含笑)と標識に書いてありました。

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 花の季節なのだ。花狂いしなくては。河川敷の糸柳も芽吹いている。

気になる俳句

   咲き満ちてこぼるる花もなかりけり  高浜虚子

 有名すぎる句だけれどね。

ぼんくら俳句

     満開の桜にひびく工事音
     飛行機ゆくカワヅサクラのその上を
     遊歩道に牛舎の匂い春の風
     残り鴨逆立ちばかりしておりぬ
     囀りや姿を見せてちょうだいな
     二人ずれまた二人ずれ春の公園











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2015年3月17日 (火)

自分にだけ興味のあること

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 毎日新聞のイラストの模写です。

自分にだけ興味のあること

 ブログを公開している以上は、他人の目を意識しているわけです。それでいて、自分勝手なことを書きたいという気持もあるのです。今日書くことは、私にしか興味の無いこと・・・かもしれません。

 大宮(現さいたま市)に行ってきました。50年前、私は大宮で所帯を持ちました。大宮市櫛引というところです。その後大宮市内で幾度か転居し、長女の小学校入学に合わせて狭山市に来ました。狭山市に来てからも大宮には何回も行きましたが、櫛引に行った事はありませんでした。その櫛引に今日行ってみました。

 いやあ50年もすると様子は変わるネエ。当たり前だけどサ。櫛引からはバスで大宮駅に出ていましたが、最寄り駅は川越線の日進でした。そんな訳で今日は日進駅で下車。チンケな場末の駅だったけれど、今は近代的な駅に生まれ変わっています。駅まわりの様子も、何がなんだか分からないくらい変わっています。何はともあれ、記憶に残る櫛引の方向に向かって歩き出しました。

 途中の食堂で昼食をとり、ゆく方向が間違っていなかったことを確かめ、さらに進みます。そして櫛引のバス停に着きました。えぇ? 櫛引のバス停が離れたところに3つある。なに、これ? 右に行くバスは右の道に入ったところに、左に行くバスは左の道に入ったところに、反対方向に行くバスは両方の道が合流したところにバス停を作ると言うことがあります。それでした。

 一つ一つのバス停周辺を調べます。

 三つ目のバス停で、ありました! この自転車屋さん。

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 私の住んでいたアパートの向かいに自転車屋さんがあったのです。この建物も近頃の大宮に似合わないほど古いけれど、これでも私がいたころよりは新しくなっています。それでもとにかく自転車屋さん。店の奥は暗くて人の気配はありませんでした。親父さんがいたら声をかけるところですが、おそらく代替わりしているでしょう。私より10歳以上は年上でしたから。

 その向かい側はやはりアパートでした。

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 私が住んでいたころは4世帯が住むだけの小さなアパートでした。長女もここで生まれました。

 
今は6世帯でしょうか。敷地も少し広くなっています。オーナーは同じかどうか分かりませんがね。・・・オーナーだって、代替りしているはずだナア。

 このアパートの手前は風呂屋でした。今は跡形もありません。


 4畳半2間に台所、トイレと言うのが私たち夫婦の出発でした。住宅事情はまだまだ貧しかったですね。

 私の知人は3畳の部屋を借りて住んでいました。その3畳の部屋にベットを置き、机を置き、熱帯魚を飼っていました。トイレも台所も共同使用です。たずねていくと、ベットの座りながら話をするのです。

 6畳間を借りている知人もいました。彼はその6畳の畳の上に、買ってきた流しとコンロなどを置いていました。水道と流しの水はどうなっていたのかは思い出せません。どうだったのかナア。

 私はその後、櫛引から三橋というところに引っ越したのですが、そのとき、オーナーに「風呂場はあるか」と聞いたところ、「ある」という答えでした。引っ越していったところ、確かに風呂場はあったのです。でも、風呂桶はありませんでした。風呂桶を置ける場所があるというだけだったのです。私たち夫婦の始まりは、そんな時代でした。

気になる俳句

   虹二重神も恋愛したまへり  津田清子

ぼんくら俳句

     うらぶれた自転車屋残る春の街 
 








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2015年3月16日 (月)

みちくさ

Photo注目のニュース(速報)

 武甲山の見える風景、横瀬町です。

ショップみちくさ

 精障者作業所ショップ「みちくさへ」。
 「みちくさ」の畑には、二十日大根の種をまきました。これはいつでも種をまけるものですが、暖かくなってきたこの季節、適季とはいえるでしょう。

 午後、Sさんと一緒に、「みちくさ」で使う小さな棚作り。Sさんは器用な人です。これまで何人もの人と作業をしてきましたが、もっとも器用なのがSさんだと思います。私も高齢になってしまって、かなりくたびれていますから、精障者のボランティアもそう何時までも続けられるものではありません。Sさんのような人が後を引き受けてくれたらと、本気で思います。

 Sさんは器用だし、頭の働きもすばらしいのですが、「みちくさ」に出てくるまでに、心理的な障害があるらしいのです。このあたりのことは私にも分かりません。少なくとも私などより器用だし、頭の働きもあります。

 それは確かにね、私は何十年も職人をやってきたわけだから、素人のちょっと器用な人に負けるほどの技術ではありません。でもね、素質では、確かにSさんのほうが上です。

 「みちくさ」の棚作りについては、Sさんが自分が作ったという達成感を持てるようにしたいと思いました。小さな、どうということも無い棚ですが、自分が作ったという達成感が必要なのだと私は思います。

 実際に私とSさんが作業をするのは2時間弱で、大したことはできないのですが、私自身がくたびれてしまったせいか、いろいろ期待するのです。ちょっと期待しすぎかなあ。

気になる俳句

   いきいきと3月生まる雲の奥   飯田竜太

ぼんくら俳句

     彼の人も我も老いゆく春の日に

 お粗末でした。

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2015年3月15日 (日)

選書のコーナーが消えた

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 横瀬町役場裏からの風景。

 本を買うために川越に行きました。アマゾンなどインターネットで注文する方法もありますが、私は本屋で、その本を手にとって見たり、買う予定のなかった本を覗いたりするのが好き。偶然出会った本が忘れられない本になったりする。だからボーッとして、漫然と本を見ているのも必要な時間なのです。人間だってそうでしょう。会う予定の人にだけ会っているだけでは、たいした発展は生まれません。会う予定もなかった人とたまたま会って、それがその後の人生に影響を与えるなんてことは、よくありますよね。

 今日も、目的の本とは違うものを2冊ほど買いました。

 今日買おうと思った本は選書なんですが、紀伊国屋川越書店には、○○選書などが並ぶ、選書のコーナーはなくなっていました。帰りに本川越駅の池田書店にも寄ってみましたが、ここでも、選書専門のコーナーはなくなっていました。町の本屋でも、文庫のコーナー、新書のコーナーは増えているように思います。でも、選書のコーナーは消えていたんですネエ。知りませんでした。

気になる俳句

   春めきてものの果てなる空の色  飯田蛇笏

ぼんくら俳句

     もつれずにさらさらさらと糸柳

 曇り空で、ものの果てなる空の色とはいえない日でした。しかし糸柳は芽吹きをはじめていました。

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2015年3月14日 (土)

武甲の湯

     

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 久しぶりに新聞の写真から人物を描いて見ました。

武甲の湯

 横瀬町の武甲の湯へ行ってみました。だいぶ前に1度行ったことがあるのですが、ほとんど忘れています。横瀬駅から10分か15分くらい歩いたところにあります。浴槽や洗い場、休憩所などが広くて、ゆったりしているのが特徴かなあ。春や秋は温泉への行き帰りの景色が美しいのではないかな。自然が豊かだからね。ただし温泉からは何も見えない。

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 横瀬駅を降りたときはバックの武甲山がほとんど見えませんでした。

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 温泉を出て裏の河原で撮った写真。バックは武甲山。近くに、長屋門を持った家などがありますが、手入れなどされていないようです。

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気になる俳句

   誰をかも待つ身の如し春炬燵  松本たかし

ぼんくら俳句

     幾重にも重なって山笑うかな
     孤独癖いくらかありてつくしんぼ
     それぞれの家に橋あり谷若葉

 沢沿いの山道のさしかかると沢の片側に道があって、反対側に家が数件並んでいたりする。それぞれの家が公道に出るための橋を持っている、そんな集落が秩父にも多い。




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2015年3月13日 (金)

ブログを書く前に考えること

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 越生風景、山吹の里のごく近く。

ブログを書く前に考えること

 こんなタイトルを思いつくのは、今日も書く事がないなと思うからです。水彩画の会があって、家事をいろいろしたけれど、それだけだ。

 水彩はほぼ毎朝描いているので、ブログの材料にはなる。そのほかは? 何もない。それでも、何がなんでも、何か書く。

 「気になる俳句」はどんな句にしようか。あわてて歳時記を見る。「ぼんくら俳句」はどうする? まだ作ってない。何とかしなくちゃ。そこで無理やりひねり出す。

 書く事がない日は、こんな楽屋落ちを書く訳ですな。そんな日が多い。

気になる俳句

   雪の峰しづかに春ののぼりゆく  飯田竜太

ぼんくら俳句

     どうせなら歩きましょうよ日は永い


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2015年3月12日 (木)

切り紙

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 越辺川(おっぺ川)、越生町。

切り紙

 老人介護施設、狭山ケアセンターへ。今日は切り紙をして過ごす。私は変わったことをするから、多少の人気はあるんだよ。自分で言っていれば世話無いけれどね。

気になる俳句

   春一番人犬鴉田に出でぬ   秋沢 猛

ぼんくら俳句

     物言えば独り言なり春おぼろ

 独り者家で喋れば独り言、ですな。これだと川柳。



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2015年3月11日 (水)

越生町散歩

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 山の中腹の家

越生町の散歩

 4月の歩く会の下調べ。東松山を歩くか、越生を歩くか、旧中仙道板橋の宿を歩くかですが、越生がよさそう。

 山吹の里、春日神社、弘法山観世音、五大尊などを歩く。五大尊のつつじは本当に見事ですからね。私見では塩船観音なんかメじゃないよ。四月末ならば咲き始めているでしょう。それと山吹の里との組み合わせだ。途中の田園風景もいいね。

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 これは山吹の里

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 中央やや右に見えるのが笠山(別名おっぱい山)。狭山市あたりからは笠山の右には見える山が無い。外秩父のはずれの山に見える。

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 いいですね、この田園風景。どうやら梅の名残がまだありそう。越生梅園には行きませんでしたが・・・。

あれから4年

 東日本大震災から4年。東電と政府は原発再稼動ををするつもりだ。原発なんて管理できていないじゃないか。

気になる俳句

   原子炉を如来と崇め寒の雨  高野ムツオ
   鬩ぎ合う岩盤の上ひな祭り    
   帰還困難区域マスクの目の奥に

ぼんくら俳句

     畑から拳骨を出す冬の桑
     散る前にやや青ざめる梅の花

 桑畑を見ると、越生にはまだ蚕を飼っている家があるみたいです。




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2015年3月10日 (火)

家にこもる

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 手抜きして、サインペンを使って、一昨日の山行の写真にヒントを得たでたらめの絵。

ひねもすのたりのたりかな

 ゆっくり起きて、食事をして、洗濯がすめば、もう、お昼に近い。昼食とは言えない程度のものを食べて、テレビを見たり、数独をしたりして、夕方。1歩も外に出ていない事に気づいて、買い物にだけは出かける。牛乳など、買って帰りました。

 風が強かったね。

鳩山元総理

 ロシヤからクリミヤに行くんだって。民間外交のつもりでしょ。あの人いい加減にしてくれないかなあ。お坊ちゃんだよネエ。また利用される感じ。人がいいだけではナア。

気になる俳句

   水にごるごと夜がきてヒヤシンス  岡本 眸

 「水にごるごと夜がきて」とは、上手いなあ。ヒヤシンスとの取り合わせも。同じフレーズを思いついたとして、私が書くとしたら、ヒヤシンス水にごるごと夜が来る、てなことになるでしょうね。
 
 今日の『深秋会』というブログで紹介されていた句です。

ぼんくら俳句

     日陰れば風の音して春寒し


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2015年3月 9日 (月)

木造の10階建て

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 昨日登った龍崖山頂上に立つ木彫のお遍路さん。

ボランティア・作業所『みちくさ』へ

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 みちくさの畑の近くに、この木がたくさん植えられている。蝋梅かと思って近くに行ってみたら「山茱萸(サンシュ)」でした。サンシュだよね?

木造で10階建て

 3月4日、毎日新聞夕刊のトップ記事、『夢の木造10階建て』。当然読まれた方も多いだろう。
 藻谷浩介・NHK広島取材班・著『里山資本主義』に寄れば、オーストリアで生まれた技術だそうだ。ベニヤのように板を張り合わせるのだが、その張り合わせ方の工夫で飛躍的に強度が増すそうです(直角に張り合わせた板)。実験では阪神大震災クラスの震度にも耐えられる。火にも強いと言う。
 日本の林業の救世主になるかどうか、という問題です。木造のビルがどんどん建ったら楽しいね。『里山資本主義』の立場で言えば、おがくずまで利用するような方法を取れば、採算は合うんだろうと思います。

気になる俳句

   遺品あり岩波文庫『阿部一族』  鈴木六林男

ぼんくら俳句

     馬鈴薯の芽はまだ出でず小雨かな
     三月の出会いも別れも無き齢




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2015年3月 8日 (日)

山の会

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 絵はユガテへの登山道入り口

 山の会山行

山行と言ったって最高峰が271メートルの多峰之主山。丘歩きですね。

コース

 飯能駅ー天覧山ー多峰之主山ー御嶽山ー吾妻峡―八耳堂ー龍崖山―ひうち山ー龍崖山公園ー旭ヶ丘公園ー飯能駅

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 天覧山の頂上から。小雨降る中の遠山の風景。

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 吾妻峡への道

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 吾妻峡、ドレミファ橋から

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 山の高さは無いけれど、歩くことはよく歩きました。この程度の山でも、遅れがちな人もいる。私はじめ、山の会も高齢化が進んでいる。

気になる俳句

   雪嶺の並ぶかぎりの青霞  岡田日郎

 春の雨で歳時記を見たが、どうもピンと来ない。霞で捜したら、この句に出会った。雪国の春。

ぼんくら俳句

     レインコート色とりどりに山の旅
     樹は見えず山道にある落ち椿







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2015年3月 7日 (土)

認知症講座・最終回

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 雑な絵でごめんなさい。日和田山の神社前です。

認知症講座

 今日、最終回で、認知症にならないためにどうするかというようなこと。歩くこととか、文章を書いたり読んだりすることとか、食事は和食系がいいとかいう話。そのほか乳製品もいいんだそうですね。日記などもいいのだそうで、このブログを書いているのも、多少は認知症予防になるのだ。
 でもね、そんなことをしても、なる人はなるよ。ピンピンコロリが良いんだけどネエ。

気になる俳句

   草の芽の露おくことをはや知れる  山口青邨

ぼんくら俳句

     子狸に見つめられたる山路かな
     さくらんぼ濃きも薄きも茎つけて


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2015年3月 6日 (金)

宿谷の滝(山行)

 山の会の4月担当の人達(Kさん、Mさん)の下見に付き合う。一番最初にできなくなる趣味は山だから、行けるならどこだっていいのです。飲兵衛だからそうそう長生きするとは思えませんが、生きてる間は、呆けたくない、動き回れる人間でありたい、というのが本音です。
 西武線吾野駅から、ユガテ、鎌北湖、宿谷の滝、高麗駅のコース。高齢化している我々山の会としては、これは結構なコースです。歩行時間4時間と少し。私が先頭を歩きました。心してゆっくり歩いたつもりですが、昭文社の地図の標準時間よりは早かったようです。山の会の山行では、5時間以上時間かかるかもしれません。

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 宿谷の滝公園の福寿草

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 日和田山神社下の岩場

気になる俳句

 啓蟄や日輪どかと枝に中  菊川芳秋

ぼんくら俳句

     花粉症会山行の下見かな
     啓蟄の虫の如くに丘の子等



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2015年3月 5日 (木)

昨日山行、明日山行、1日おいてまた山行

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 ご覧の通り手抜きの絵。昨日行った高尾山です。

 今日は手抜きをしながら、たまっている最低限の家事などをして、明日また山行。山グループの4月の山を担当する人の下見に付き合います。さらに1日おいて山の会の山行。まあ、丘のような山ですけれど・・・。

 洗濯、掃除、買い物などで午前中は過ごし、午後はパソコン。これもね、いちいちは云わないけれど、あれもしなきゃ、これもしなきゃという事がたまっていたんです。
 ひとつ困ったことがありました。私がどこかで間違った設定にしてして仕舞ったんでしょうね。ファイルやフォルダーが、ワンプッシュで開いてしまうのです。あるファイルをAのフォルダーからBのフォルダーに移したいと思っても、ファイルが開いてしまってどうにもならない。スライスできないのです。最終的には何とかできたけれども、いらいらしましたネエ。

 ブログなんか書いていたって、パソコン未熟者はいろいろ苦労するよ。パソコンなんて、私が呆けかかってから普及したんだ。がおしめをしていたころからあったなら、こんなに苦労はしないぜ。

 さて、これから明日の山の用意。
 天気がいい日の山はいいなあ。しかしながら、この先一番最初にできなくなる趣味が山なのだ。
 私の今の希望。できるだけ長く山歩きをしたい。山が駄目でも、とにかく死ぬまで歩きたい。そして酒を飲みたい。呆けたくない。…現実はどうなりますかね。
 頭を使っていれば呆けないなんていうのは、当てにならない。丹羽文雄だって呆けたんだ。足もね、使っていたって何時までも動くとは限らない。酒を飲み続けていれば死ぬまで飲めるか。そんなものでもないだろうけれども、アルチュウの身としては、禁止されても、何とかして飲もうと思うだろうね。

気になる俳句

   無名たのし芽をいそぎゐる雑木山  児玉南草

ぼんくら俳句

     パソコンは云うこと聞かず春朧
     山道に落ち椿あり樹はどこに



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2015年3月 4日 (水)

丘歩き 高尾山




丘歩き

 本当は山行というところですが、近頃は歳をとってしまって、なんだか山歩きが趣味だなどというのが恥ずかしいような気がします。俺のやっているのは丘歩きだよ、ってな感じですね。
 高尾山に行ってきました。一行4人。何度も行っている山だけれども、知らないコースもあるのです。今日は3号路コースを登りました。このコース、私ははじめて。最短距離で登るのとは違って、山すそをぐるーと歩いて登る、長いコースでした。
 頂上で昼食。
 帰りは、稲荷山コースで下山。昨日の雨で、どろどろのぬかるみ道でした。登りのコースでは、ぬかるみなんか無かった。雨の後は、稲荷山コースは避けたほうが賢明かな。
 それでも時間が充分にありすぎて、ゆっくり登って、長めに休んで、ゆっくり下山。狭山に着いて反省会。つまり飲み会。
 


 今日の収獲、それはタヌキ。

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 本当はもっといいポーズもあったのですが、撮れていませんでした。モデル代払わないんだもの、無理だよね、タヌ公さん。

 高尾山山頂からの富士は、天気によっては本当に見事なのですが、この時期にしてはまあまあかなという感じ。

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気になる俳句

   腐葉踏む象に出会いし春の森  イメージ館

 写真俳句で、象の足のような木の幹が写っているのです。写真とセットでなければこういう俳句は駄目なのかな。

ぼんくら俳句

     春の水すべり台のごと谷走る













 

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2015年3月 3日 (火)

絵と写真の間系

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 最近の私の絵ではめずらしく点景の人物がいません。私は朝起き抜けに描いているわけですから、本当のスケッチではなく、写真を見て描くわけです。その写真は、できる限り自分の撮った写真ということにしています。もとは人のいない風景を描いていましたが、なぜか今は人物を入れたいのです。
 この絵は入間市の彩の森公園です。絵にする写真を撮るとき、この場所に人が現れたらいいななどと思って待ち構えることがあります。でもね、いい人が来たなどと思っていても、なかなか上手くいきません。私が構えているのを知ると、「あっ」などといって、私の撮影の邪魔をしないように、そそくさと離れてゆくのです。本当はあなたを撮りたいのに・・・。だから撮るのは、たいがい後姿。どこの誰か分かるような絵は、本人の同意を得なければ描かないつもり。でも、後姿でも、知ってる人なら分かるんだろうなあという絵になってしまう。
 私の写真は、デジカメのバカチョンカメラです。写真を撮るのは、絵を描くためとブログに載せるため。自分を写すことや記念写真には興味がありません。

気になる俳句

 気になる俳句といっても、好きな俳句のことです。嫌いな俳句は書きません。ほどほどに有名なのはいいのですが、あんまり有名すぎるのは書きません。「古池や蛙飛び込む水の音」なんて、書いたってしょうがないものね。

 ところで、今日書くつもりだったのは次の3句です。

  割るるまで空閉じ込めて石鹸玉   草子洗
  おみくじに結ばれている春の空   草子洗
  ほほといふ口して三人官女かな   高田正子

 いずれも月刊『俳句』3月号から。こういうのを「ただごと俳句」と言うのかも知れません。でも、分かりやすくて、あかるくて、私はこういうのが好きです。
 草子洗は、なんと読むのでしょうか。ほぼ、無名に近い若手俳人でしょう。高田正子は多少は知られているのかな。第3回星野立子賞受賞作品の中の1句です。

 私が毎日読んでいるブログのひとつに、「清水哲男の増殖する俳句歳時記」というのがあります。以前は清水哲男一人で毎日書いていましたが、今は曜日ごとに書き手が変わります。火曜日の担当は土肥あき子。高田正子の句を4句取り上げてその中に、

  ほほというふ口して三人官女かな

 がありました。俳句なんて鑑賞の仕方もみんなばらばらで一致するのは少ないのですが、たまたま同じ句に惹かれたわけですね。

 土肥あき子には、戦後まもなく生まれて消えた、ざら紙の少年雑誌『小国民の友』に関する考察を書いた文があります。私は田舎の伯父の家に疎開していて、正月とお祭りにだけもらえる小遣いを握って町へ行き、その『小国民の友』を買いました。『少年倶楽部』などが復刊される前の話です。

ぼんくら俳句

     人ごとに見上げて過ぎる枝垂れ梅
     春朧黄泉行きのバス誰も乗る



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2015年3月 2日 (月)

しだれ梅

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 武蔵関公園。どんよりと曇った日でした。これでも池の水はあかるすぎるかもしれません。

 精障者作業所、ショップみちくさへ。週1回のボランティアです。作業しながら、話し相手をするだけですがね。

 みちくさの近くに、見事なしだれ梅を咲かせる家があって、先日ブログに載せたのですが、そのしだれ梅、満開になりました。

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 電線が邪魔ですね。

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 よく見ると、まだ蕾があるんだ。

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 このほかのも、この庭には何本もの梅がある。贅沢だなあ。そんなこと、農家でなくてはできないよ。マンションに住んでいるセレブなんて、ちゃちなもんだ。

気になる俳句

   白魚のさかなたること略しけり  中原道夫

ぼんくら俳句

     乗るはずの電車が行きぬ春疾風






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2015年3月 1日 (日)

バンドラの箱

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 冬の湖 イメージは鎌北湖、つまり実際とは違うよということ。

バンドラの箱

 バンドラの箱というのはギリシャ神話で、人間の悪を詰め込んだ箱です。これを明けてはいけないという箱ですが、民話でも神話でも、開けてはいけないというものは、必ず明けられます。見てはいけないというものは見てしまいます。話してはいけない、触ってはいけない、ふり返ってはいけない、これらはみんな破られます。バンドラの箱も開けられました。

 俳句をはじめてまだ間がなかったころ、ブッシュ大統領がイラクで戦端を開きました。彼なりの正義感があったみたいです。でも、戦争なんて、みんな自分のほうが正義だというんですよね。正義を武力で通そうとすることは、私は悪だと思います。正義のために戦うなどというのは、これから人殺しをするぞ、ということです。戦争は絶対悪という思いがあるので、私たちの句会に

   パンドラの箱開けられて薮の中

 という句を投句しました。でも、全く注意は惹きませんでした。私としては薮をブッシュにかけたつもりでした。しかし、それは理解されませんでした。それはそうだよね。なんの断りもなしに、日本語で書いてそれを外国語で考えろなんていうのは、何かヒントが無い限り無理ですよ。俳句としては失敗作です。しかしながら、ブッシュ大統領がパンドラの箱を開けてしまったという思いは、今もあります。

 おかげで政権の空白地帯が生まれ、さまざまな過激派が生まれ、世界の脅威になっています。しょせん大多数の人に支持されることの無い過激派です。しかし大多数の人
がそれに怯えなければなりません。

 人殺しのテクニックは進んでも、人を殺してはいけないという当たり前の感覚が失われてきているようで、怖い。

気になる俳句

   いつ濡れし松の根方ぞ春しぐれ  久保田万太郎

ぼんくら俳句

     若葉屋根若葉遠山霞むなり
     繋がれし山羊の向うの山笑う
     黒々と杉の木立ちや春の雨
     谷筋に家登りゆくしゃがの花
     延々と山巻く道に春の雨
     なに見ても美しき日や春の雨




    

 



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