校正ミス
昨日の餅つき。手抜きの絵ですがね。
校正ミス
新年句会の句集、校正ミスが2ヶ所。校正ミスはどうしてもあるんですよ。こちらの不注意を指摘されれば、本当にその通りですけれど、どうしてもあるんです。
俳句の場合は、一字、一句が大切でちょっとした「て、に、を、は」の違いだけで意味が大きく変わります。だから、校正ミスなどしてはいけないのですが、やはり、あります。
今回は「久」と書くべきところを「乏」と書いてしまったのがひとつ。鉛筆で書いた原文、判読しがたいのだ。確かに「久」なのだろうけれど「乏」にも見える。
もうひとつは、英語のスペル。原文は、one push これれを one pushとしてしまった。確かに、プッシュの最後は「h」であることぐらいは私でも知っています。しかし、縦書きの俳句では、せめてカタカナの「オン・プッシュ」くらいにはしてもらいたいなあ。私も、校正を担当した二人も見逃してしまったということです。そのことで、原稿を書いた私と、校正を担当した二人は、今日は大わらわですよ。
この二つは抗議を受けたのですが、他にも変なのはありましたよ。たとえば「ふこやか」という言葉を使っている句がありました。「すこやか」の間違いか「ふくよか」の間違いか、それとも、そんな方言があるのか、など、いろいろ考えました。結局、原文のとおりというのが原則ですから「ふこやか」のまま句集に載せました。
こんな問題は、毎回あります。われわれの会はそれほど威張っていられる会でもないので、なるべく投句者の要望に沿うようにするのですが、中々皆が満足するようなわけには行きません。
気になる俳句
犬のこえ噛みついてくる寒夜かな 西田鏡子
毎日俳壇、小川軽舟の並選の句。(1月12日)
ぼんくら俳句
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