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2014年12月12日 (金)

老人力

007

 絵は新宿御苑です

老人力

 いよいよ私にも老人力が着いてきた。ものは忘れる、思い違いをする、歩けばつまづく、ドジをする。目はかすみ、難聴になり、朝早く目覚める、おしっこは我慢できない。

 居間とダイニングキッチンと玄関を床の絨毯を、リノリュームに変えたのは2年位前だったろうか。そのとき、壁などもカビが生えない塗料に塗り替えた。絨毯をはがしリノリュームを張る。これを一人でやったら、疲れたネエ。この先もうこんなことは出来ないと思った。生涯最後の模様替えだ.
 何で絨毯をはがし、リノリュームに変えたか。
 それは、私の性格に関係する。妻がなくなってから、なんでも一人でやらなければならないのだが、炊事と洗濯は、サボるわけには行かない。炊事をしなければ食えないし、洗濯をしなければ着るものがなくなる。一番手を抜けるのが掃除で、絨毯に埃がたまっても「埃で死ぬことはないさ」と、たかをくくって不精を決め込む。
 そんな生活が続いて、これではいけないと少しは考えたわけです。絨毯をリノリュームに変えれば埃が目立つ。そうすればいくらなんでも掃除をするだろう。という考えがあった。
 その結果、確かに少しは効果がありました。でもね、本来の不精な性格は変わりません。気がつけば、1ヶ月掃除をしていないなんてことが、ざらにありました。
 またも、これではいけないと考えましたね。これから齢を取って惚けていくのである。その前に、何とか掃除をする習慣をつけなければならない。毎週の決まった日に掃除をするという習慣をつけようと思いました。まだ数ヶ月前の話です。さまざまな事情を考えて、金曜日の午前中に掃除をすると決めました。
 とにかく1週に1度、出しっぱなしのテーブル(いまならコタツ)を片付け、読みっぱなしの新聞や本を置くべき場所におき、ハタキをかけ、掃除機をかける。多少は拭き掃除もする。取り込んだままの洗濯物を、きちんとたたんで、収めるべき所に収める。
 先週までは、ちゃんとやりました。しかし今日、何もしませんでした。今日は木曜日だと思い違いをしていたのです。だから午後は散歩に出かけました。智光山公園から、足を伸ばしてサイボクハムへ。往復3時間15分。帰ってきて、夕刊を見たら「え! 金曜日!」。
 今日は水彩画の会の日でした。そっちもパス。

 神様、私が本当にぼけるのは、もう少し先にしてください。
 神仏を信じない私が、こんなときだけはお願いします。

元気?

 散歩から帰る途中、黄色い帽子の小学生の集団とすれ違いました。その一人がすれ違いざま、
「こんにちは」
「あ、こんにちは」
「お元気ですね」
「え、あ!」思わず笑い出してしまった。小学生に「お元気ですね」なんて言われちゃった。
 でも、やっぱり年寄りに見えるんだよなあ。あと9日で78歳です。

気になる俳句

   たわたわと薄氷に乗る鴨の脚  松村蒼石

 (ブログ・日めくり俳句 榊原風伯選)。「薄氷」は「うすらい」と読んでください。

 智光山公園の池の岸近くに薄氷が張っているとき、鴨がその上に乗っているのを見ました。指でちょっと押せば割れる氷に乗って、鴨が歩いていました。私は俳句に出来ませんでした。「たわたわと」がうまいね。

ぼんくら俳句

     池の端に吹き寄せられる黄葉かな
     寒林の風なき午後を鳴く鴉
     逆立ちは思い思いに鴨の群れ
 


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