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2014年12月 6日 (土)

良きにはからえ

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 絵の場所は智光山公園

日本人の特徴?

 最近あるテレビ番組で、アジアで人気のある日本企業を幾つか取り上げていました。その中のある企業は、従業員の意見をもとめる、従業員に考えさせることが、当の従業員にとって新鮮で人気があるということでした。欧米の企業ならば、従業員は命じられたことをきちんと忠実にやることを求める。自分で考えることなどは求めないわけです。
 実はこれ、何世紀も前から変わらぬ、日本人と欧米人の考え方の違いだと思います。
 誰だったかな、竹山道雄だったか、他の誰かだったか、とにかく誰かが「リーダー(企業であれ政治であれ)は欧米人のほうがすぐれている。しかし、それに従う者は日本人の方が優れている」という意味のことを言っていました。
 これも実は、根は同じです。
 明治時代の日本に来た外交官だったかの奥方が、日本の印象などを記述した本を読んだときも、同じ感慨を持ちました。奥方は植木職人に、ここはこのように仕上げろと命じても、職人は違うように仕上げてしまう。女中に、ここはこのようにしろと命じても、女中は必ずしも同じようにはしない。奥方はそれに腹を立てるわけですが、ある程度時間がたってみると、職人や女中のしたことのほうが正しかったことが分かる。
 欧米では、リーダーは、すべて自分で決めなければならない。あれもこれも考えなければならないから、卓抜した能力も生まれます。日本は個人として卓抜するよりも、集団として卓抜する、それが日本の特徴ではないのか・・・という気がするのだが、間違っているのかな。
 あのね、殿様が家臣に向かって、「良きにはからえ」なんて言えるのは、日本くらいではなかったのかなあ。家臣も責任を持たなきゃいけないわけだよ。従業員も、言いつけられたこと以外の責任を持つ、それが喜びにもなるわけだ。

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 このごろボランティアに関する会議を辞退したり、毎週行っていたケアセンターを月   1回にしたりして暇が増えました。その分、散歩が多くなります。今日は入間川の河川敷。入間川も写真の撮り方によっては、結構大河に見えるかな?

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 入間川右岸の遊歩道。途切れ途切れで、途中でなくなったりする、困った遊歩道です。左岸は自転車道が通っています。

気になる俳句

   木がらしや目刺にのこる海の色  芥川龍之介

 文人俳句というけれど、私は芥川龍之介や夏目漱石の俳句は大好きです。

ぼんくら俳句

     落葉踏む途切れ途切れの遊歩道
     日暮るるや川の中州の枯芒












 

 



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