« 読書について | トップページ | 図書館へ »

2014年9月23日 (火)

再び、読書について

003

昨日に引き続き、読書について

 今読んでいるのは、「宮沢賢治詩集・永訣の朝」北川幸比古・編、岩崎書店。
 賢治の詩は難解なものが多い。実は童話も、結構難解です。そのような難解なものを若いうちに読んで、分っても分からなくても、読みとばして、読んだつもりになって、あとはその本を手にしない、もったいないですね。一流の文豪が命を懸けて書いたような本を、何もわからぬ青二才が読みとばして、それっきり。ただ、読んだという記憶だけ、そんな本ばかりが多い。
 でもね、世の中には読みたい本が何と多いのでしょう。一生かかったって、読みきれないのですよね。古典ばかりでなく、今、目の前にある現実を理解したいと思えば、いくらでも読みたい本は出てくるのです。だから中々、一度読んだ本に手を伸ばしにくいのです。ごく僅かに、数冊の本のみ、何回か読むことになります。昨日も書いたけれども、私の場合は、モンティーニュの「エセー」などです。そうして歳を取れば、理解力だって相当に衰える。根気もなくなる。
 それでも、まあ、今後も楽しく本を読みましょう。書いてあることなど、片っ端から忘れても、それでいいんじゃないですか。

ぼんくら俳句

     刈られし田の畔に整列曼珠沙華
     鉄塔を風吹き抜けてネコジャラシ
     声のみが聞こえて秋草猛きかな
     踏み跡に沿いて野菊の登りゆく
     捕虫網持つ子ら走る秋の野辺
     秋の午後河原の石の色いろいろ
     草猛し秋とはいえど川遊び
     日陰れば水馬の波紋消えにけり
     昔ここに農家がありき柿たわわ
     秋の夕一筆書きのような雲
002




|

« 読書について | トップページ | 図書館へ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/118203/57468868

この記事へのトラックバック一覧です: 再び、読書について:

« 読書について | トップページ | 図書館へ »