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2014年7月13日 (日)

大山詣り

7月13日(日)

山の会 山行 大山

 山の会、今回は丹沢の大山でした。私は初めての大山です。というか、一度新宿へ出てそれから山に向かうというのがばかばかしく感じて、丹沢の山には何処にも行ったことがありません。私にとっては初めての丹沢ということになります。だからといって、特別の感慨もありません。仲間のうちには山に来たのではなく、神社に来たようだ、という意見もありました。天候のせいで富士は見えず、この位置から富士が見えたら、絶景だろうなと思うところはありました。
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 1枚目下社 2枚目登山開始 3枚目山頂付近。

 特に 気になったのは、下社のこの銅像。

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 少年少女の腰にあるものは、防空頭巾です。戦争末期人々は外に出るとき、必ず防空頭巾をこのようにぶら下げていました、座布団を二つ折りにしたような構造で、敵(アメリカ)の攻撃を受けたとき、これをかぶって頭を守るというものです。そのころを知るものでなければ、これが何なのか分かりませんよね。

 台座に書かれている「輝け杉の子」と言うのも気になります。

 戦争末期、はやった童謡があります。「お山の杉の子」と言う童謡でした。その歌詞の1番は、昔々のその昔/檜林のすぐそばに/小さなお山があったとさ、あったとさ/まるまる坊主のその山は何時でも皆の笑いもの/これこれ杉の子起きなさい/お日様ニコニコ声かけた、声かけた。

 そして2番は、8日もたってから杉の子が顔を出し「はいはい、お日様こんにちは」と答える、それを見ていた檜は「あはは の あはは」大笑いをする。

 そして3番。笑われたので杉の子は、ちょいと頭を引っ込めて考える。そして「今に見ていろ僕だって、大きくなって国のため(軍艦のの甲板になってりして)、お役に立って見せまする、見せまする」と思って首を出す。

 戦後、戦時中の童謡で戦争に関係のなかった歌として「お山の杉の子」紹介されることがありました。その場合、3番はカットされていました。決して戦争協力と無縁の歌ではなかったのです。

 そのころ歌った童謡で、戦争と関係のない歌もあるにはありました。幾つか挙げるとすれば[めんこい子馬」とか「かもめの水兵さん」などです。

 そのほか挙げれば幾つかはあるのですが、そのころ覚えた歌のほとんどは、軍歌とか戦争を賛美する童謡とかでした。大体私が幼稚園ではじめて教えられた歌は次のようなものでした。

 僕は4歳で小さいけれど/今に大きくなったなら/勲章下げて剣下げて/お馬に乗って ハイ ドウドウ

 少年少女・・・当時は小国民と言いました・・・の防空頭巾の銅像から、あれこれと考えた山行でした。

駄句

    山頂に神祀られて緑雨かな

 

 










 

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