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2014年1月19日 (日)

風呂について

1月19日(日)

風呂について

 私は風呂が好きである。しかし、長風呂は出来ない。つまり、カラスの行水なのである。現役時代は琴作りの職人だった。仕事で体が汚れるから、家に帰ったらまず第1に風呂に入る。その習慣があるから、今でも晩飯の前には風呂に入る。
 今は毎日風呂に入るのが当たり前のように思っているけれども、昔はそうでもなかったね。中学3年生のとき、私は疎開先から東京に戻ってきた。そのころは銭湯に行っていた。1週間に1回くらいだったと思う。石鹸だって、満足なものがなくて、ざらざらして砂の入っているような洗濯石鹸を使った。そのうち化粧石鹸も普及してきて、顔だけは化粧石鹸で洗うようになった。
 自宅に風呂かあるようになったのは、ずうっと後のことだ。前回の東京オリンピックに間に合わせようと今の環七通りを作った。そのとき我家は環七に下になり、優先的に都営アパートに引っ越すことになった。そのアパートにも風呂はなかった。
 私が所帯を持ったのは大宮だったけれども、間借りのスタートである。風呂はなかった。そこから同じ市内の借家に引っ越したのだけれども、私は大家に「風呂場はあるか」と聞いた。大家は「ある」と言う。引っ越してみて驚きましたね。確かに風呂場はありましたよ。でも、風呂桶もバーナーもない。仕方がないので風呂を買いました。今から40年位前だったでしょうか。それから毎日風呂に入れることになったのです。
 今は贅沢だなあ。自分一人のカラスの行水のために、毎日風呂を立てる。そして風呂上りの一杯が旨い。貧乏と言っても、昔とは違うネエ。

      001

近頃、絵の材料がなくてね、何を描こうか苦労します。

    寒風に髪なびかせて女の子
    寒風に口一文字の交差点
    パソコンの脇に湯飲みの温め酒

   

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