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2014年1月18日 (土)

新年句会報告

1月18日(土)

つばさ、踏青合同新年句会報告。
 
この句会は3句一組で行われます。高得点を得た句。

1位・17点

  枯れ木山だんだん素直になる自分
  ながらえば陽のあるうちの柚子湯かな
  水仙を彼と思って梳る
               宮井洋子さん

2位から6位まで・すべて12点

  おでん酒句論の果ては国自慢
  水音も秩父訛や炬燵舟
  太箸の取る山のもの海のもの
               伊達天さん

  注連飾り紙といふこの強きもの
  捲くりたる本閉じやすし冬日向
  足踏みをして山河あり初日の出
               斉藤京子さん

  雑煮餅喉のちからを信じつつ
  両膝は手の置きどころ玉子酒
  次の世は近くて遠し寒の菊
               桑原三郎先生

  金の鯉ゆらりと年を越えむとす
  大日如来両眼赫っと寒気満つ
  木の影の皆曲がりゐて初氷
    栗原憲司さん(狭山市俳句協会会長)

  冬青空叩けばピシッと割れるかも
  手を合わす人の数だけ初日の出
  去年今年栞はさまず本閉じる
               佐山 豊さん

7位・11点

  鴨の池カラスの声もしておりぬ
  小春日や犬が乗ってる乳母車
  柚子の木に夕日が掛かる三日かな
          なんと、ぼんくらカエルでした。

入賞は7位まで。

なんと私は、桑原先生の特選3句のうち2句を頂きました。鴨の家と、柚子の木。

私の選句は次の7句

 膝に来し猫と寒さを分かちけり 前田美智子
 眼差しの遠き木曽馬雪を食む 横山けんじ
 ながらえば陽のあるうちの柚子湯かな 宮井洋子
 冬座敷日射しも猫もそっと入る 縣康子
 足踏みをして山河あり初日の出 斉藤京子
 寒木瓜や星のささやき聞こえますか 来栖たつ子
 うつつなし夢もまたなし日向ぼこ 高橋俊忘

このうち「寒木瓜や」の句は私以外は誰も採らないと思いながら頂きました。事実その通りでしたが、私はいい句だと思います。
 


  
 

 

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