中くらいの貧乏
12月16日(月)
精障者作業所みちくさへ。M
Mさん、「ストレスがあるから寒明け刷りの練習をしたい」という。そこで適当な垂木を用意して削ってもらう。この前ちょっと練習しただけなので、なかなか上手く削れない。それでも1時間がんばって、最後にはだいぶ上手くなった。ストレスが取れたという。
貧乏も中くらい
私はよく貧乏だといいますが、どのくらいの貧乏かを言うために、食べる魚について書いてみます。昨日刺身を買いました。刺身を食べるなんて、今年の正月以来です。ほとんど1年ぶりです。回転寿司なら食べますけどね。
普段買う魚といえば、いわし、さんま、あじ、いか、さばの切り身、切り身の鮭、同じく子持ちカレーの切り身、くらいです。あとは缶詰類。以上で私の買う魚の9割を超えるでしょう。
そのほかでは、ちょっと奮発をしてぶりを買うことがあります。今年はぶりが安いので助かります。これは切り身を買うことはめったに無くて、落しを買います。ぶり大根のするのです。それと、1年に2回か3回くらい中国産のうなぎを買うかな。もったいなくて、1匹を1度では食べられません。半分にして、卵とじで食べます。
それでも毎日、肉か魚、あるいはその両方を食べているわけで、一茶の言う中くらいの貧乏かと思います。江戸時代の国学者、橘暁覧よりは豊かでしょう。
貧しさも中くらいなりおらが春 一茶
まれに魚煮て子等が皆
うましうましと言いて食う時 橘暁覧
(現代かな使いにしてあります)
枯れ落葉に埋もれて芽吹く青菜の芽
ぼんくらかえるの句は、いつも苦し紛れ
今日、みちくさの畑で大根の葉が近くの
雑木林の葉で埋もれていました。
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