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2013年9月16日 (月)

『言語学の教室』

9月16日(月)

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 バレンティンというのかな、56号、57号日本プロ野球のホームラン新記録。前に二人か三人王の記録を抜きそうな人がいたのに、投手は四球で逃げて、あれはみっともなかった。

 『言語学の教室』西村義樹・野矢茂樹、著

これまで読んだ言語学とは一味違う言語学。「雨に降られた」と言えるのに「財布に落ちられた」と言わないわけなどを解き明かそうと言うのだ。いろんな言葉が出てきます。「おなら」がどうしたとかね。
 日本語や英語だと「財布を落とした」と言えるけれども、インドネシア語では、そのような表現はできないのだそうです。インドネシア語では、知らぬ間に落ちたことを「落とす」とは言わないらしい。「落とす」と言えば、「落とそうと思って落とした」ことになるらしいのです。
 あることをどこの国の言葉なら表現できて、どこの言葉ではできない、と言うようなことを研究するのが目的ではないが、そんなことを知るのも、ちょっと面白い。It is diffcult to read this book. と This book is diffcult to read. は、私には両方とも同じ意味で、ニアンスの違いなどは分かりません。後のほうの文は「タフ構文」と言うのだそうです。そして「タフ構文」は日本語では言えないのだそうです。つまり「この本は読むのが難しい」と言うだけの意味ではないのですね。
 著者の西村義樹は認知言語学の先生で、認知言語学というのは「言語の違いはそれを話す人の思考様式、行動様式を反映」するものとして研究するものらしい。哲学や心理学にも近いみたいです。
 内容に興味はあるけれど、次々に新しい単語、語彙が出てきて、ちょっと難しかったです。新しく出てくるたびにちゃんと解説はあるのだけれど、こっちは呼吸を10回もすれば忘れちゃうからね。あやふやなままで読むから、だんだん分からなくなる。

嵐あと
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   異常気象これで終わるか嵐来る
   物は舞う鳥影は無く嵐かな
   秩父嶺の稜線さやか嵐あと
   嵐後の夕焼けマンションの上までも






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