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2013年9月29日 (日)

『あの戦争は何だったのか』

9月29日(日)

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智光山公園です

所沢の航空公園に行ってきました
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   秋の蝶となりのベンチの声大き
   公園に鳩追う子ども法師蝉

『あの戦争は何だったのか』保坂正康・著
 戦争とは太平洋戦争のこと。何であんな馬鹿なことをはじめたのか、それを検証しようと言うのです。世の中全体の狂気の中で、それを指導した人たち、皆秀才なんだ。ただし、学校秀才ですね。世界を広く見ることができない。自分に都合のよい情報だけを信じる。客観的な意見を言う人は遠ざけられる。戦略もなく、ただずるずると戦争を始める。終わり方を考えない。武器が不足でも精神力で勝つ。東条英機の好きな精神力。
 小学生の私の制服の金ボタンまで供出させられた物不足。竹槍の練習。日本は負けたことのない国だから、今度も負けない。神州不滅。蒙古来襲の時に台風が来たように、いざとなれば神風が吹く。そして大和魂。幼稚園でまず覚えた歌は「僕は4つで小さいけれど、今に大きくなったなら、勲章下げて剣下げて、お馬に乗ってハイドウドウ。
 精神力と言う魔法は強かったね。戦争が負けても2-3年の間、大人たちは「物量で負けたけれど、精神力は日本のほうが強かった」と言う人が多かった。子供の私もそんなものかと思ったが、小学校も上級くらいになれば、遠くから鉄砲で狙われているのに、必勝の信念などといって刀を振り回すのが精神力だなんて、おかしなことだと気がつく。一国の指導者達が、冷静な判断のできない人、できない状態だったんだね。








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