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2013年8月 1日 (木)

夏休み

8月1日(木)

赤とんぼ朝の農道に低く飛ぶ
庭手入れ空蝉の枝剪定す
もう稲の匂いをさせて青田かな

1句目、赤とんぼは秋の季語ですが、しょうがないや、実際にいたんだもの。2句目、剪定と空蝉の季語が2つあるなんて言う人は言うでしょうね。

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最近愛用しているミキサーです。

○夏休み

自分のブログを買う前に、幾つかのホームページやブログを覗きます。その中には、俳句関係のブログなどもあるわけです。そのブログに、こんな俳句が紹介されていました。
  夏休みありき人生論読みき 橋下風車。
1誌の主催として活躍された俳人tろいうことですが、この俳句自体はどうと言うことのない俳句だと思います。ただ、自分の中学3年の夏休みを、ふっと思い出しました。

戦争中、田舎に疎開して、そこで6年という少年時代の大部分を過ごし、すっかり田舎の少年として成長した私が、東京に帰ったのは中学3年の時でした。その夏休み、まだ友達の少ない私は、岩波文庫のかなり厚い上下2冊の『世界哲学史』を買ってきて、ノートを取りながら読みました。

14歳の少年がね、哲学史なんて分かるわけがないんだよ。今読んだって、分かりはしないさ。でもね、分からないけれど、これが生涯役にたちましたね。

その後、手当たり次第に本を読んでいる時に、スコラ哲学がどうだとか、エウリピデスがどうしたとか、ツキジデスがどうだとか、言う表現に出会っても、既視感があるのです。なんとなく、巨視的にものを見る目がついたのではないかと思います。

もう一つ私に影響を与えた本は、モンティーニュの『エセー』です。いろいろな読み方が出来る本ですが、私はこの本によって、ものの見方は立場によって違うこと、あちらの正義もこちらの正義もあって、それぞれなっとく出来る理由があること、など、柔軟な心を学びました。

かって私は

 頑固にはなれぬ弱さの七変化

と言う俳句を作りました。七変化とは、紫陽花の別名です。

頑固になるには、ある種の強さが必要です。私は頑固にはなれないのです。優柔不断と言われても仕方がないですね。しかしながら、物事を白だ黒だとデジタル的に判断してしまうのは、本当の思考ではないような気がします。途中で考えるのを止めて、白黒をつけてしまうのです。どちらともつかない曖昧な状態に絶えることが出来ないので、無理に白黒をつけるのすね。頑固というのは、本当は、精神の柔軟性が無くなった証拠とも言えます。

精神の柔軟性を保ちながら、ときにはきちんと、ぶれない態度を示す必要がある。その基準をどこに持ってくるか。私の場合は「人を殺すのは悪い」この1点だけです。この1点に連なることは私にとっては「悪」です。

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