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2013年7月24日 (水)

『鳩』高橋睦郎の詩

7月24日(水)

雲の上に飛行機の音夏の雨

昨日の俳句も「夏の雨」だったけれど、スコールのように激しい雨。今日のは雨が降っていても雲が見え、雲の上を飛ぶヒコーキの音が聞こえるような雨。

Img013

榛名富士。音は「日馬富士」と同じだね。ちょっと古い写真を引っ張り出しました。

○精障者作業所「みちくさ」へ。

○ 鳩   高橋睦郎

 その鳩をくれないか と あの人が言った
 あげてもいいわ と あたしが答えた

 おお なんてかあいいんだ と あのひとがだきとった
 くるくるってなくわ と あたしが言いそえた

 この目がいいね と あのひとがふれた
 くちばしだって と あたしがさわった

 だけど と あのひとがあたしを見た
 だけど何なの と あたしが見かえした

 あんたのほうが と あのひとが言った
 いけないわ と あたしがうつむいた

 あんたが好きだ と あのひとが鳩をはなした
 逃げたわ と あたしがつぶやいた
 あのひとのうでの中で

若さっていいね。この感性。作者20代のころの詩だそうです。老人には書けないね、こういうのは。

たしか高橋睦郎って俳句もやるんだよね。

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