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2012年11月17日 (土)

つばさ俳句会報告・「ピカソは本当に偉いのか」

11月17日(土)

Img013
まだ河口湖の絵です。

つばさ俳句会報告

最高得点句

すぐそこと言はれて遠しカラスウリ  けんじ

高得点句

留守電のランプが赤き虫しぐれ    浩子
骨抜きの魚売らるる豊の秋      浩子
赤ちゃんをかまって仕舞う秋日和  幸子
蓑虫や風が吹かふと吹くまひと   京子
膝が鳴くのかゑのころ草が嘆くのか 柳二
作務衣着て為すこともなし冬菫   けんじ

私は例によって、ダメですね。5句中、点の入ったのは4句。2点とか1点とかね。

黄金田や山やわらかに奥武蔵
その岩を踏み外すなよ天高し
山際の落暉のなごり秋の風
どこからか焚き火の匂い砂利の道

『ピカソは本当に偉いのか』西岡文彦著、新潮新書

ピカソにはカリスマ的要素があって、接するものを魅了する力があったようです。しかし、かなり嫌なやつと思わせるめんもあったようで、恋人や妻となった女性たちはだいぶ泣かされたらしいですね。

著者は絵画などの作品が、歴史的にどのように扱われてきたかなどを説きます。教会のための絵画、王侯貴族のための絵画がブルジョアの絵画になり、美術館に飾るための絵画になる。その美術館に飾られることを最大の目標とする絵画の波に乗ったのがピカソだという。絵画の意味を失い、ただ鑑賞するための絵画、となるのが美術館の絵画だという。そこには画家の主張がなくてはならなかった。過去を否定し、前衛的でなければならなかった。・・・理解の仕方、間違っているかな?

ピカソの絵の値段は馬鹿高いけれど、それは画商の勝利で、値段と価値とは関係がない。画商や美術館が、値段をつり上げ、ピカソはそれに上手く乗った、と言うことのようです。ただしピカソの絵の上手さは、前衛的な絵の場合でも、大層なものだそうです。ただしその絵を優れていると思うかどうかは、その人の価値観によると言う。とにかく、美術館の絵としては優れていると言うことらしいのです。

句会果て秋雨の中に出る
先客の月を揺らして露天風呂

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