言葉が安い
11月10日(土)
勝沼、ぶどうの丘からの風景。
河口湖も勝沼も、V連の日帰り旅行で行ったところ。役員になったからと言うのではなく、これまでもV連旅行には何回か参加しています。今回は完全な慰安旅行でしたが、これまでは研修旅行と称して、それらしいこともいたしました。
たいした脈略もなく、今日なんとなく思い出してしまったのだけれども、いつか山梨県を回ったことがありました。美術館を見たり、武田勝頼が焼身した寺を見たりして帰りました。その時は講師を呼んでいて、帰りのバスの中で、「今日感激したことを語れ」と言われて弱りましたね。
感激なんて言うのは、一生のうちにそう何十回ももするものではないと考えているので、ちょいとバスで研修旅行をしたぐらいで、いちいち感激なんかしていられないのです。たくさん感激する人は、感受性が鋭いのかも知れないけれど、それだって、そう簡単に感激するものなのでしょうかねえ。
私は、感心はするけれど、めったに感激はしません。V連のバス旅行でも、紅葉は見事でした。富士山もよく見えて美しいと思いました。世間一般では、こういうのを感激して見た、なんて言うのでしょうか? 言葉の使い方に過ぎないのでしょうね。それにしても、ちょっと軽いな。
と、もっともらしい感想を書いてみても、実のところ私の文章も俳句も、軽い、軽い。
いつも行く道間違えて秋の雲
小春日の案山子祭りにドラえもん
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