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2012年9月 3日 (月)

『民族という名の宗教』

9月3日(月)

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白樺湖です。

先日、北八つ、蓼科山へ行った帰り、白樺湖半の温泉に入ってきました。その写真から描いてみました。

岩山の三点支持に天高し

北八つ、三ッ岳の経験を俳句にしてみました。

○精障者作業所“みちくさ”へ。

ミニトマトの収穫。大量に採れるのは、今回が最後だろう。草取り。収穫後、メンバーさん達を帰し、草取りは一人で行う。

木工指導。庭椅子とテーブル作り。コンパ名その他あり合わせの材料で作る。ひと組を作るだけでも、2-3週はかかる。

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この写真、西武秩父線の乗客でなければ、何のことか分からない。「そら、みどり、だいち」は山羊です。駅員がこの沿線で山羊を飼っているらしい。「そら」と「みどり」は夫婦で、「だいち」は子供。沿線には「そらとみどりの家」や「そらの別荘」、「みどりの別荘」などもある。

写真の標識は武蔵横手駅の近くにあります。こんなばかばかしいことを真面目にやっている鉄道マンに幸あれ。

○『民族という名の宗教』なだ・いなだ著。岩波新書。

なだ・いなだは好きな著者で、比較的良く読んでいます。グニャグニャして、ああ言えばこう言うみたいで、いやな人はいやでしょうね。それでも何だか。私は性に合うんです。この本は20年前に初版が出た古い本で、私は古本屋で買いました。

なるほどね、民族主義も社会主義も宗教ですか。なだ・いなだが言うように、社会主義を信じていた人も、資本論など読んでいなかった人がほとんどでしょう。ただ、そこに理想を見た。宗教ですよね。

スターリンの生前、その演説を紹介する赤旗か何かの記事を見て、違和感をおぼえました。演説の要所要所で、「嵐のような拍手」などという言葉が挿入されるのです。これは、おべんちゃらでしょう。独裁者というのは、おべんちゃらを要求するのですね。今の北朝鮮だって、キム何とかの演説には、おべんちゃらの拍手があります。スターリン批判後、大学教授などと言う人が、新聞紙上で、信じていたスターリンが否定され、とまどっているみたいな記事がありました。私は「そんこと生前に分からなかったのかい」と思ったものです。

ソ連が亡び、東欧諸国が社会主義を離れた今、社会主義は過去の思想みたいになりました。でも、平等を希求したこと自体は、誤りだったとは、私には思えません。アメリカ型資本主義が行き詰まっていることは、今や明らかでしょう。社会はしばらくこのまま進むと思いますが、それは行き詰まりに向かって進むのでしょう。そしてどうにもならなくなったとき、どんな思想が生まれるのでしょうか。平等を求める思想が無くなるとは思えません。

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