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2011年8月31日 (水)

『父の戦地』

8月31日(水)

スケッチ

Img004  

新聞の広告写真から。従って「もどき」です。

○今日の俳句

 山の絵の画廊の外の残暑かな

『父の戦記』北原亞以子著、新潮文庫

戦死した父恋の書。声高ではない厭戦の書。近ごろには珍しく、1日で読みました。

著者の曾祖父は芝の椅子職人。芝の木工職人といえば、明治維新以後、腕のよい指物師などがそれまでになかった西洋家具を作るために集められた人であろう。祖父、高野銀治郎という椅子職人については、どこかで聞いたことがあるような気がする。伝説の椅子職人と思うが、間違いかも知れない。

昭和の初め頃まで、芝には優れた家具職人が居た。特に優れた人は、「侍」と呼ばれたようである。地方で何か難しい仕事があると、「侍」に声がかかり、特別な報酬を貰って、出張したものだという。

著者は下手だと言うが、父が著者に送った戦地からの絵手紙はなかなか良い。ビルマの庶民の様子が暖かく描かれている。

先日、本屋に寄ったときにたまたま買った本である。奥付きによればこの本の発行は今年の8月1日である。とすれば、私は発刊された月のうちに読んだことになる。たんなる偶然だけれど。

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