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2011年4月 1日 (金)

自粛病

4月1日(金)

特養さくらのボラ。

終わって、T氏友愛訪問。

日本人は現実的な民族といわれているらしい。ほんとかな?

普段は現実的なのかもしれない。しかし、ともすると、どうしようもなく精神論に傾くときがある。一時スポコンなんてぇのが流行ったよなァ。何しろ、根性というのは日本人の好きな言葉なんですよね。何でもかんでも根性で片付ける。

そんな風潮がいやで、私はかつて、根性ガマの油論というのを唱えたことがある。ガマの油は、なんにでも効く薬である。ガマの油売りの口上を借りるならば「およそあれに効いて、これに効かないと言うことがない」ほどの薬である。何事にも「根性」「根性」というのは、根性とガマの油を同等のものと思っているのだろう。

だから私は考えた。根性丸とか根性散とか言う薬を作って売り出すのだ。その薬を一舐めすれば、たちまち根性が付いて、なんでも出来てしまうのだ。売れるだろうなァ。

その前に流行ったのは、大和魂ですね。太平洋戦争の時、日本は大和魂で勝つはずでした。不退転の決意とか、不屈の精神とかね。いくら大和魂があっても、竹槍でB29を迎え撃てるはずもない。実力差で日本は負けた。

今では忘れているけれど、戦争に負けてしばらくの間は、多くの人は「日本は物量で負けたけれども精神力では勝っていた」といっていたものだ。竹槍でB29を迎え撃とうという精神は、狂ってはいても勝っているわけがない。

こんな書き方をすると、私が根性や精神力の必要がない、と主張しているのだと早とちりする人がでる。私だって、根性や精神力は必要だと思っていますよ。ただ、合理的判断を忘れてはいけない、といいたいだけなのです。

東日本の被災地の方に同情します。私に出来ることがあればやりたいと思います。でも、普段の生活は、東日本の災害のじゃまにならない限り普段通り続けたいと思います。花見の自粛など、するつもりはありません。野球のナイターのように大量の電気を使うようなことは、自粛する意味もあります。しかし花を眺めて浮かれるくらいのことは、たとえやめたところで、なんの役にも立たないのです。

被災者の害になることはやめるべきでしょう。しかし、何でもかんでも自粛すればいいと言うものではあるまい。そんなことをしていたら、日本中元気が無くなってしまう。妙な精神主義にならないことです。

○今日の俳句

 エニシダのほろほろこぼれる花ありぬ

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