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2011年2月 3日 (木)

自分の感受性くらい

2月3日(木)

狭山ケアセンターへ。来るはずだったKさんは風邪で休み。熱があるとの電話があったが、インフルエンザの可能性も。

今日はYさんと3Fへ。3Fは認知症が進んでいる人なのだが、普通の話はちゃんと出来る人が多い。しかし話し込んでいると、現状を認識出来ないで居ることに気がついたりする。今日話しをした人の中で最高齢は明治45年生まれ。と言うことは、101歳かな?

私だって、普通の話は出来るけれど、現状を正確に認識出来ないところはありそうだ。ひょっとすると、すでに・・・?

○茨木のり子の詩

   自分の感受性くらい

 ぱさぱさに乾いてゆく心を

 ひとのせいにはするな

 みずから水やりを怠っておいて

    ○

 気難かしくなってきたのを

 友人のせいにはするな

 しなやかさを失ったのはどちらなのか

    ○

 苛立つのを

 近親のせいにはするな

 なにもかも下手だったのはわたくし

    ○

 初心消えかかるのを

 暮らしのせいにはするな

 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

    ○

 駄目なことの一切を

 時代のせいにはするな

 わずかに光る尊厳の放棄

    ○

 自分の感受性くらい

 自分で守れ

 ばかものよ

かく聯の間の「○」はぼんくらカエルが書き加えました。そうしないと勝手に詰まっちゃって、行をあけることが出来ないからです。

それにしても、ウーン、厳しいねえ。私なんかなんでも、何かのせいにして生きている。人のせいだったり環境のせいだったり齢のせいだったり。何かの言い訳なんか、1ダースや2ダースくらい考えつくのに、それほど時間はかからない。

現に俳句だって、感受性が鈍る年になってはじめたから、なんて言い訳している。

○今日の俳句

 耳鳴りのほかに音なし日向ぼこ

 愚に耐えて齢重ねて日向ぼこ

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