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2010年5月15日 (土)

差別用語

5月15日(土)

つばさ俳句会定例句会。

私は知らなかったのだが、老嬢というのはオールドミスのことなんですね。私はたんに、歳をとった女性、つまりおばあさんのことかと思っていました。で、老嬢という言葉を使っている俳句に、私は点を入れたのですが、その意味を知っていたら、入れなかったと思います。日本語を知っているつもりでも、本当はあやふやなんだ。

オールドミスという言葉、今はあまり使わなくなったけれど、結婚しそこなった女性という意味で、30歳くらいでも使われていました。だから、30歳でも老嬢です。まあ30歳というのはどうでもいいけれど、結婚しない女性を老嬢というのは、あまり感じが良くないですね。こういうのは本当の差別用語ではないでしょうか。

「馬鹿」とか「メクラ」とか言うのを差別用語としているようですが、こちらの方は、私は本当の差別用語とは思いません。たとえば「馬鹿」なんて、愛情を持って云う場合だってあります。「メクラ」という代わりに「目の不自由な人」と云い、「びっこ」という代わりに「足の不自由な人」という。言い方が遠回しになっているだけで、中味は同じです。「頭の不自由」な私には、その違いが分かりません。「メクラ判」という代わりに「目の不自由な人のハンコ」と云えば差別用語ではないのかな。

「土方」が差別用語なんですってね。「土方」って、職業を表す言葉でしょう? それがなんで差別用語なのですか? 言葉の問題ではなく、その言葉を差別用語だと感じる人は、職業を差別していることになりませんか?

それにひきかえ、「老嬢」とか、「未亡人」という言葉は、本当の差別用語ですね。「未亡人」なんて、「夫の先立たれたのにまだ死なない人」って云う意味ですよ。さすがに今は使わなくなったけどね。

「狸寝入り」なんていう言葉があります。「狸は寝ていないのに寝たふりをする」と言うことです。でも狸は、寝るのではなくてびっくりして気絶するのだそうです。だから、これは狸に対する差別用語です。「狸寝入り」は差別用語だ、なんて言い出したら、どうしましょうかね。

そういえば「きつね」はずるがしこいと思われている。だけど本当の狐は、ずるがしこいわけではないし、人を騙しもしない。そんなイメージで「狐」という言葉を使ったら、差別用語だと言われるかな? 困るなあ。

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コメント

それらが差別用語になったのは、人を侮辱する場合に
使われた言葉だからです。
昔は差別は珍しいことではなかったようですね。
だから差別用語に関しても違和感がなかったのでは
ないでしょうか?

「馬鹿」はあきらかにそうですし、「びっこ」「めくら」など
誉め言葉として使われましたでしょうか?
自称ではなく、あきらかに健常者からみた普通の人ではない意味を持たせた言葉ではないでしょうか?

「土方」・・・これも土の方の人みたいに聴こえ、あきらかに
馬鹿にして聴こえます。これも自称でなく、上下関係の上から見た言葉です。

「老嬢」は死語に近いでしょう。
「未亡人」は謙譲で自称で使われたので
差別用語ではありません。

「狸寝入り」・・・屁理屈になっているのに気が付きませんか?

投稿: | 2011年1月17日 (月) 06時51分

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