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2010年5月 5日 (水)

名利の塵(ミョウリノチリ)

5月5日(水)

5月5日、こどもの日。今日立夏かな? 各地で30℃以上の夏日。もちろん埼玉も。夏だから夏日でおかしくはないが、この間までの寒さが嘘のようだ。

デジカメを壊してしまったので、その代わり携帯を買う決心をした。まえからケータイを持つようにいわれていたのだけれど、貧乏人としては、月々いくらかの出費のあるものを買うのは、ためらいもあるのです。今回はデジカメが壊れたので、その代わりに買うことにしました。多分次の土曜日、次女につきあってもらって買うことになるでしょう。何しろ私は、ケータイのかけ方も知らない人間です。

ケータイを買うと決めた今日、川越の本屋で、「ケータイを持ったサル」-人間らしさの崩壊ー、正隆信夫著、中公新書を買いました。私の神経って、変かな?

もう1冊「若き友人達へ」-筑紫哲也ラスト・メッセージ-、集英社新書を買う。

両方とも、これを買おうと思って買いに行ったわけではない。ふらりと本屋によって、ふらりと買ったものです。このような行き当たりばったり方式が、私向きです。狭山市の本屋では、行き当たりばったり方式で、これはと思う本にであうことが少ないので、どうしても川越に行きたくなります。 

そう言えば、このまえ買った「良寛」松本市寿著の読後感を少し。

  焚くほどは風が持てくる落葉かな

が良寛の作だとは知りませんでした。この前も書いたけれど、私が好きな俳句は、

  鉄鉢に明日の米あり夕涼み

があります。

「名利の塵」

と言う漢詩も良いなあ。下は松本市寿の訳です。

    名利の塵

 生涯身を立つるに懶く

 騰騰天真に任す

 嚢中三升の米

 炉辺一束の薪

 誰か問はん迷悟の跡

 何ぞ知らん名利の塵

 夜雨草庵の裏

 双脚等閑に伸ばす

立身出世しようなどとは思わず、あるがままに生きてきた。三升の米と一束の薪があり、雨の降るときなどは草庵で足をのばして寝る。といった意味である。これが良寛の心情なのでしょう。

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