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2010年3月25日 (木)

酒にまつわる詩歌

3月25日(木)

ボラグループ定例会。

終わって、昼頃狭山市駅前を通る。

スカイテラスと言ったかなんと言ったか、関心が薄いからもう忘れてしまったが、駅と駅前の建物の開店祝い(言葉の選び方がおかしい。まあ、意味は分かるでしょう。想像してください)みたいなことをやっていた。駅前にテントを幾つも張って、我がこぶし福祉会のテントなんかもあったんです。セレモニーなんだけれど、あいにくの雨。手伝うことがあれば手伝ってもよかったが、関係者であふれていた。挨拶だけで帰る。

酒にまつわる詩歌。思いつくままに。

※  勧酒  于武陵  井伏鱒二訳

 コノサカズキヲ受ケテクレ

 ドウゾナミナミツガシテオクレ

 ハナニアラシノタトエモアルゾ

 「サヨナラ」ダケガ人生ダ

酒にまつわる詩歌と言ったら、どうしてもこれを1番に思い出してしまう。井伏鱒二の訳が、まさに秀逸。

※  大伴旅人

 言わむすべなすすべしらず極まりて貴きものは酒にしあるらし

 験なきものを思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし

    験(シルシ)  一杯(ヒトツキ)

大伴旅人は太宰の卒(長官)になって、やけ酒飲んでいたんだね。

※酒飲みの歌人と言ったら、若山牧水を外すわけにはいかない。

 しらたまの歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけれ

※良寛も酒が好きでした

 うま酒に肴もて来よいつもいつも草の庵に宿は貸さまし

※芭蕉だって、酒が好きでした

 酒のめばいとど寝られね夜の雪

※酒仙、李白がいます

    月下独酌

 花間一壺の酒

 1人酌みて相い親しむ無し

 杯を上げて明月を邀え

 影に対して3人となる

「月下独酌」の書き出しの部分です。花を見ながら、1人で酒を飲んでいるんですね。自分と、月と、自分の影と、合わせて3人というわけです。

杜甫だったかなあ、酒に酔っぱらって、砂の上に寝てもそれを笑うな、戦争に行って帰るものは少ない、等というのもあった。

酒の詩を集めたらおもしろいだろうと思うが、とてつもない量になるだろうなあ。

※オマル・ハイヤームのルパイヤートに、好きな詩がある。

 神よそなたはわが酒杯を砕き

 愉しみの扉を閉ざして

 紅の酒を地にこぼした

 酔っているのか おお神よ

         黒柳恒男訳

   オマル・ハイヤーム(ペルシャの詩人、天文学者、哲学者)

   ルパイヤート(4行詩)

以上の詩歌、きちんと覚えていたものも、うろ覚えのものもあり、少し調べました。杜甫の詩(だと思う)は、確かめることが出来ませんでした。

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