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2009年12月15日 (火)

馬が人間の言葉を話す

12月15日(火)

御伽婢子・155

馬が人間の言葉を話す

延徳元年(1489)3月、公方足利義輝は佐々木判官高頼を攻めようとして、軍を率いて近江に陣を敷いた。しかし病気になり、26日に崩じた。

その前夜、広い厩に繋がれた馬のうち、芦毛の馬が、まるで人間のようにものを言った。

「もう駄目だろう」

たてがみの黒い馬が答えた。

「悲しいことだ」

厩の前には中間、小者など多くの人がいて、みんな馬野はなすのを聞いた。みんな、驚き怪しんだけれど、つぎの日、将軍義輝公は崩じた。

まことに不思議なことである。

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