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2009年12月15日 (火)

神も仏も順位がある

12月15日(火)

年賀状の裏面を作り、印刷。前もって絵を描いてあったので楽。取りあえず90枚。宛先印刷は又あと。

午後は例によって入間川の土手を散歩。写真も絵もありません。

Imgp2626

この絵は以前に描いたものですが、山形のある寺の仏像です。侍仏だそうです。

『梁塵秘抄』(植木朝子編)を読んでいると、次のようなものがありました。

  遊女の好むもの 雑芸 鼓 小端船 

  おおがさ翳 艫取女 男の愛祈る

  百太夫

(遊女の好むものは、今様の歌うた、鼓、小端船、おおがさを翳す人、船を漕ぐ女、男の愛情を得られるように祈る百太夫の神。・・編集者の訳)

今様(イマヨウ)というのは今風のはやりうたという意味で、平安時代に流行ったうた。「おおがさ」は竹冠に登ると描くのだが、字を出せない。「百太夫」とは道祖神の別名だという。峠や村境などにあって「悪霊疫病を防ぐと共に、恋愛を司る神」なのだそうである。なるほど、道祖神には男女の睦み合っている浮き彫などがありますね。ところで道祖神は神としての位が低いんだって。庶民や遊女などに信仰される神は、位が低いんだね。

神も仏も、お賽銭を上げる人がいなければ営業できません。だから神や仏のために、人間が必要なのです。私は無神論者だから、このように罰当たりのことを言います。もっとも、無神論者だから、罰が当たると思っていませんけれど。

とにかく、神や仏の地位には、人間の地位が反映するんですね。人間が地位にこだわれば、神にも地位が出来るわけです。

ところで最初に載せた仏像ですが、侍仏というのは、地位の低い仏だそうです。この侍仏、大日如来の来迎をかしこまって待っているところです。大日如来が天井から降りてくるんですね。仏の地位も沢山あるらしいよ。

人間って、順位を付けるのが好きだなあ。

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