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2009年9月 5日 (土)

家でごろごろ 修行僧幽霊に逢う・2

9月5日(土)

 思いっきり寝坊をして・・・目は覚めていたけれど布団の上でごろごろしていた・・・11時頃朝食件昼食。ブランチというのかな。その後、とうとう家から一歩も出ず。昨日洗濯をしてベランダに干したままだったのを、取り入れて畳んだくらいが仕事かな。漫然とテレビを見て、数独を2-3問解いて、本を少し読んで、ボーとして1日を過ごしました。

 鳩山由紀夫のホームページで、アメリカで問題になっているとか言う論文を読んでみました。割とまともなことを書いていると思いました。アメリカの市場至上主義を多少批判したところがあったけれど、それがアメリカの気に入らないんだね。日本の政治家のするとは、1から10までアメリカの言う成りでなければ批判されるのかな。

御伽婢子・91

修行僧幽霊に逢う・2

 前回のあらすじ 修行僧が河内の国を旅して、止めてくれる宿を探しているとき、14-5歳の美しい少年に会う。その少年の家に1夜の宿を借りることにする。

 「もう少し早ければ家の者に命じて食事を作らせるのですが、もう夜更けです。霊前に供えている供物を差し上げますので、食べてください」

 少年は仏前の供物を下げ、半分を僧に捧げ、残りは自分が食した。

 「今夜の宿を貸してくれてありがとう。あなたはどんな方なのか教えてください」

「私の父は隅屋藤九郎と言う武士で、武勇の誉れが高かったのですが、討ち死にをしました。私たち兄弟二人であとを継いだのですが、弟はまだ幼児です。私もまだ子供なので母に育てられています。私の名前は藤四郎です。今夜貴僧に宿を貸したのも他生の縁と言うことでしょう。私がもし亡くなるようなことがあったら、どうぞ跡を弔ってください」

 「なんでそのようなことを言われますか。あなたはお若い。これから花も咲こうというものです。私はこのように歳をとっていて、いつ死んでもおかしくない者ですよ」

 「いたいや、武士の家に生まれた者は命よりも名を惜しみます。戦があれば、夕べまで持つ命でもありません。だからお願いするのです。ここに過去帳がありますから、私の名前を書き入れてください」

 「これはまた妙なことを言われます。過去帳には死んだ人の名前を書くものです。しかし宿を貸してくれた方の望みに背くのもどうかと思いますので、逆修と言うことにして書き入れ、武運長久を祈りましょう」

 少年は打ち笑い、

 「それはお心のままに」

 と言って席を立ち、立てかけてあった太刀をとり、障子を開けて出て行った。そしてそのまま姿が消えた。聖は不思議に思い外を見たが、何も見えず、物音一つ聞こえない。やむを得ず、持仏堂の前に座って夜を明かした。

                         続く

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