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2009年8月31日 (月)

やっと代わります 歌の仲立ち・5

8月31日(月)

8月は今日で終わり。自民党は今日で終わりかな? それとも再生はあるか? ひょっとしたら分裂かな?

民主党は支持されたと言うより、相手があまりにひどかったのでやむを得ず選ばれた、と言うことだと思う。

昨日、今日のブログは、選挙を取り上げた人が多いだろう。私も時流に乗って平凡なことを書いているわけです。もうよしましょう。

関東地方、今日は寒かったね。朝から雨が降ってサ。台風が今夜、千葉の沖を通るんだって。

精障者作業所Mへ。行きも帰りもズボンの裾は雨でびっしょり。

明日は快晴といきたいねえ。そしたら私は遊びに行ける。「奥多摩むかしみち」なんか、行ってみたいなあ。

御伽婢子・88

歌の仲立ち・5

前回のまでのあらすじ 永谷兵部は外出中に知り合った娘と良い仲になり、夜な夜な会いに行く。しかし父に外出を禁じられる。娘(牧子)は兵部と会えないことで恋煩いになり、痩せ衰える。両親は召使いに聞いて病の原因を知る。

娘がそこまで思い詰めているのなら、その思いを叶えてやろうとして、牧子の親は仲人を立てて兵部の父に申し入れた。

兵部の父は、

「わが子には学問の才能があります。やがて公に仕えて我が家のあとを継がせる者です。妻を持つのはまだ早いでしょう」

牧子の父は、

「兵部さんのことは噂に聞いています。きっと出世なさる方です。私の娘と結婚してくれたら、何もわが家を継げとは申しません。財産もみな差し上げましょう」

こうして話はまとまり、吉日を選び、兵部は婿になった。

    命あれば又も逢瀬にめぐりきて

        ふたたびかはす君が手まくら

娘返し、

    三日月のわれて見し夜の面かげを

        有明までになりにけるかな

又あなたの手まくらで寝ることが出来ると歌にすれば、今は明るいところで逢えるようになったのね、と返す。以後は誰はばかることなく幸せに暮らしていたが、やがて応仁の乱が起こった。

京都の町は戦火に見舞われ、家々は焼かれ、田舎侍の乱暴狼藉はとどまることを知らない。牧子は狼藉者に掴まり汚されようとした。

「私は死んだって、あんたみたいな田舎者の思い通りにはならないわ!」

「なんだと! それなら殺してやろう」

軍兵は怒って、牧子を串刺しにした。

それとも知らず兵部は、難を逃れて田舎に隠れ住んだ。その年の冬、やっと戦が収まったので京都に帰ってみると、妻の家は焼かれて跡形もない。父も母も殺されたという。兵部は1人、牧子の部屋の辺りに佇み、涙に暮れていた。

                        続く 

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