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2009年8月 4日 (火)

入間川のスケッチ あの世で官職に就く・2 

8月4日(火)

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精障者授産施設リバーサイドへ。ここへ来たあとは、入間川河川敷を散歩して帰るのが楽しみ。先月に続き、今日も川上に向かって歩きました。

途中、何度か買ったことのある酒屋でビールを買おうとしたら、今日は休みでした。それから見る景色は何処もいまいちで、スケッチする気にもなりません。仏子の近くまで行ったらスーパーがあって、ビールを買うことが出来ました。二つのスケッチは、ビールを飲みながらのスケッチです。

「酒無くてなんで己が桜かな」の心境。

藤村に「千曲川のスケッチ」という作品があります。「入間川のスケッチ」と響きは似ていますが、中味は・・・まあいいでしょう。私は私なのだから。

御伽婢子・66

あの世で官職に就く・2

前回のあらすじ 芦沼次郎右衛門はさほど学問があったわけではないが、正直一筋に代官を務めた。芦沼が病死すると、その甥庄八が代官になった。庄八は欲深く、民百姓を苦しめた。ある夜、昭八の夢の中に10数人の手勢を連れた大将が現れ、庄八の首を取ろうとする。そこへ芦沼が現れて命乞いをし、大将は許して、代わりに庄八の頭を剃る。目が覚めて頭に手をやると、髪はきれいに剃られていた。庄八は心ならずも坊主になり、光明寺に籠もって念仏を唱える。

庄八が念仏を唱えているところに芦沼が現れた。

「おまえは仏教に帰依したのに、まだ私の墓にも参っていない。明日必ず参りなさい。おまえは欲が深く、民百姓を苦しめたので、天帝はおまえの首を討ち、地獄に落とそうとした。それを私が助けてやったのに、その恩を忘れ、墓参りもしないとは何事か」

庄八は一言もなく、ただうなだれるばかり。ややあって、庄八は聞いた。

「あなたはあの世の役人のように見える。どんなことをしているのですか?」

「この世で1芸1徳のあったもの、正直で慈悲深かったものは、死んでからそれぞれの役職に就く。たとえ優れた能力があっても、、心の邪なものは地獄に堕ちる。また、仏を信じても、自分の流派だけが正しいと考え、他をそしるものも同じである。

私はあの世で、修文郎と言う官職にある。人間の善悪を記録する係だ」

                          続く

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