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2009年7月 4日 (土)

日本語では分からないパソコン解説書 和銅の銭・2

7月4日(土)

ブログを書く人達は、普通は相当パソコンが出来るのだろうと思います。ところが私は、何もできませんね。出来るのはワープロ位のものです。だからブログなんて、やっと書いているのです。

パソコンのことやインターネットのことがさっぱり分からないのは、第1に私の頭が悪いせいですが、解説の文章が分かりにくいと言うこともあります。

私は日本語は分かるんですけどね。日本語が分かるだけの人には、パソコンの解説書は分かりません。とにかく、カタカナが多いですなあ。私など、出てくるカタカナの8割位が、何のことだか分かりません。だから1ページ読むのにも、大変骨が折れるのです。パソコンの解説書を読む位なら、デカルトの『方法論序説』でも読む方がまだ分かりやすい。昔『方法論序説』を読んだときあんまり分からなかったけれど、パソコンの解説書よりは良いな。ほんとだよ。

カタカナ語を攻撃すると、何がなんでも日本式が良いと主張する国粋主義者に思われそうだが、そんなつもりはありません。カタカナ語が困ること、しかしながら国粋主義はカタカナ語よりも嫌いであることを、かなり前にこのブログに書きました。いまもその気持ちは同じです。

そんなわけで、何が何だか分からないままに、とにかくブログの書き方だけ覚えて、何とか書いているわけです。

先日、私のブログに、相互にリンクを張ってくれ、と言うコメントがありました。ところがリンクの張り方なんて、私は知りません。第1「リンクって何のこと?」って言うのが私の感想です。

それでも、リンクとやらの張り方を書いていないかと思って、手持ちの解説書をめくってみました。あんまりばかばかしい悩みのためか、それにもまして私の理解力が低すぎて書いてあるのにその場所を見つけられないのか、どちらかのせいで、まだその方法が分かりません。

御伽婢子・44

和銅の銭・2

京都の西院に世俗を離れて、昌快という僧都が住んでいた。そこへ秩父和通と名乗る50歳位の男が訪ねてきた。話してみると、古今に通じ、仏法に深い知識がある。あまり見かけない服装なので、僧都は、そのわけを聞く。

「あなたの帽子は見かけない形をしています。外が丸くて、内側が四角なのはなぜですか」

「天地には様々な形があるけれど、詰まるところ丸と四角です。天の形は丸く、地の形は四角です。丸は偏りのないことを現し、四角は正しいことを現す。私は何者にも偏らず、しかも正しくてゆがみがないことを現して、帽子にしています」

「あなたのお召し物は薄くていかにも軽そうです。どこで織られた衣を使っているのですか」

「これは5銖(ゴシュ)の衣です。天上界の衣は3銖ですが、人間界のものはもっと重いのです」

やはりこの方はただの人ではないと僧都は感じた。

「あなたは秩父和通と名乗られましたが、どのような方なのですか。真実を教えてください」

「私は僧都が道心深いものと知って訪ねてきたのです。名乗る必要はないでしょう。名乗らなくても、いずれ分かります。しばらく話しているうちに、もう日が暮れそうです。これでお暇をしましょう」

僧都が見送ると、草庵から20メートルばかり先の竹藪の前で、ふっと姿が消えた。

翌日里の人を頼んでその消えた辺りを掘らせてみると、1メートルばかり掘り下げたところから一つの箱が出てきた。開けてみると、中に100文の銭が入っていた。それは和銅通報であった。

昨日の男は、この銭の精だったのだと僧都は思った。

                     続く

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