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2009年7月20日 (月)

秩父の御輿洗い 長生きの仙人・1

7月20日(月)

11時頃、やるべきことは終わり、他にすることもなかったので、どこかにスケッチに行こうと思った。鉛筆やスケッチブックを持って、サンダルのまま家を出て、取りあえず狭山市駅に出る。そして、駅前のバスで、最初に来たのに乗ることにする。そのバスが入間市行きだった。

入間市周辺の何処でスケッチをしようかと考えたが、思いつかなかった。そこで、エイ、面倒、とばかりに秩父行きの電車に乗ってしまった。

Tati0009

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こんなことを私はよくやります。出たとこ勝負、行き当たりばったり方式です。

秩父について、荒川まで歩き、河原でスケッチ。この2枚を描いて、帰るつもりでした。そして川下の方に歩いて行きました。すると川を見つめて、黒山の人だかりです。何だろうこれは、と思って聞いた見ると、御輿の水洗いがあるのだという。何だか知らないけれど、こんなに大勢の人が見物にきているのだから、きっと有名なお祭りなのでしょう。カメラを持ってこなかったのが悔やまれます。

Tati0011

となれば、スケッチしか術がありません。大勢の中で、立ったままスケッチするなんて初めての経験です。河川敷も土手も、二つの橋の上も、人で一杯です。私は土手の上でスケッチしています。

帰ってからテレビを見ていたら、NHKのニュースで、秩父の御輿の水洗いを取り上げていました。さすがに絶妙の位置でカメラに納めていますね。

Tati0012 河川敷では、こんな光景も見られました。神主がなにかお祈りをしているみたいです。祝詞でもあげているんでしょうかね。

行き当たりばったり方式でも、時にはこんな、計算外の出来事にぶつかります。ァ、行き当たりばったりだから、全部計算外か。

御伽婢子・56

長生きの仙人・1

阿波の国(千葉県)の里見義広は武勇を持って国を治めていた。その頃1人の老人が城中に連れてこられた。年を聞くと、数百歳になるが覚えていないという。髭や髪は白いと言うよりも黄金色に近く、目は青く耳は長い。顔色は50歳くらいにしか見えない。座れば、髪は床を払う。名は岩田刀自という。

老人は後鳥羽院(1180-1239)のころの出来事を、昨日のことのように話す。三浦大輔の供をして狩りに行き、九尾の狐を殺し、殺生石を砕いた祟りで、多くの者が死んだという。その時、彼の父母兄弟も皆亡くなってしまったらしい。

18歳の時だった。無情を感じて山に籠もり、修行をはじめた。

いつのことだったか、仙人らしい人がきて、青い薬をくれた。それを飲むと、身の心も軽くなり、その仙人に連れられて空を飛んだ。そしてどこかの大きな山の上に行った。立派な屋代があって、宝石の床に座り、霞で醸した酒を飲んだら酔い倒れた。仙人は天の甘露を飲ませ、酔いを醒ました。そして、仙人が言った。

「おまえは鶴や亀を見たことがあるだろう。彼らは静かに息をしている。けしって荒い息づかいはしない。だから長生きなのだ。

おまえの目はこれから90年後、青光りするようになる。それで良く闇の中を見なさい。そうすれば1千年後骨が替わり、2千年後皮が替わる。それ以後は永遠の命を得て歳をとることはない」

仙人の話しは更に続く。

                            続く

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