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2009年5月 7日 (木)

文明の逆説

3月7日(木)

例の通り、パソコンにむかってから何を書くか考えています。何もないなあ。

今読んでいる本は、立花隆の『文明の逆説』と、磯部潮という人の『人格障害かも知れない』。どちらも古本で買ったもの。

立花隆の本は1970年前後に書いたものをまとめて1冊にしたもので、内容に古さを感じるところはある。現代文明や、人類が内部崩壊をはじめたのではないかという立場で書かれており、基本的には、納得できる内容である。

通常の神経では理解不能な殺人事件などについて、「この問題の根幹には、過密文明社会が、人間の生物的本姓を極限まで抑制していることがある」と、小林登、東大教授の説を引用している。そうだろうねえ。

あるいは、こんな記述もある。

「ストレス学説の教えるところは、個人差はあっても、人間に耐えられるストレス総量には限度があるということである、限度に近づくと、肉体が狂うか、精神が狂うかし、それでも駄目なときは死ぬほかない」

「あらゆる文明は外からの攻撃によってではなく、内部からの崩壊によって破滅する」(トインビーの説)。外部からの攻撃は、そのきっかけを与えているに過ぎない。滅びるべくして滅びると言うこと(ぼんくらカエルの解釈)。

「現代人の周囲には大脳が受け止めて処理しきれないほどおびただしい情報が流れている。受け止める能力の限界が、手前勝手な情報の選択という現象を起こす。その時肝心な情報を取り入れない可能性が強い。(中略)過剰情報ととことんつきあおうと思ったら頭がおかしくなる。短略行動は、大脳生理の防衛機構とも言える」。現代人は、だから短略行動で理解不能な殺人などをする(ぼんくらカエルの解釈)。

そして立花隆は、人類の大量滅亡までを予測する。ウーン。現代文明が、もう、行き詰まりであることは確かだと思うが・・・。

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受信: 2009年5月 7日 (木) 23時46分

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