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2009年5月17日 (日)

八つ手の植え替え 黄金100両、3

5月17日(日)

ベランダの八つ手と棕櫚の鉢を取り替える。

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おやおや、買ってきた鉢のラベルが付いたままだ。同じ場所に置いているのが歴然としてるね。ベランダの横のパイプがじゃま。神経の細かい人なら、もう少し考えて写真を撮るでしょう。

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ついでに部屋置きのテーブル椰子の鉢も取り替えました。これはあまり大きくしたくないのだけれど、近ごろ勢いが弱ってきたので、ひとまわり大きくしました。

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NHK囲碁トーナメントで対局中の棋士、左は鈴木歩棋士ですが、美人に描けなくてごめんなさい。描く人の腕が悪いのです。右は林子淵棋士。

Tati0012 この女性は囲碁対局解説者のアシスタント。アマチア6段だそうです。

もう少し暇があれば、私は碁もやりたいのです。いえ、本当は暇があればではなくて、もう少しエネルギーがあればでしょうね。碁をやるくらいの暇はあります。

御伽婢子 通算 8回

黄金100両 第3回

前回までのあらすじ 大阪の文兵次(アヤノヘイジ)は友人の由利源内に100両の金を貸した。その後、兵次は財産を失い、源内は出世した。しかし源内は言を左右して金を返してくれない。あまりの不実な態度に兵次は源内を殺そうとするが、思いとどまって、初瀬の観音にお参りに行った。そこで池に落ち立派な御殿に迷い込む。

兵次が休んでいると、長い眉と髭を持った、帽子を被った老人が出てきた。手には白杖を持っている。兵次に向かって、笑いながら、

「久しぶりだな。昔のことを覚えているかね?」

と聞く。兵次はひざまづいて、

「私はここへ来たのは初めてです。なんでこの道を通ったことなどありません」

「おまえは飢えに苦しんでいる。昔のことを忘れるのも無理はない。ここに梨とナツメがある。これを食べなさい」

それを食べると、兵次の心はさわやかになり、雲や霧が晴れてすっきりと月が出るように、過去のことを昨日のように思い出した。

老翁はいう。

「おまえは前世で、この辺りの領主だった。観音を信じて良くお参りに来たが、領民には辛く当たり、民百姓をむさぼった。そのために、死後は地獄へ堕ちるところだったが、観音の大悲をもって、再び人間界に送られたのだ。しばらくは富貴だったが、昔の因果で、今のように貧しくなった。それなのに源内の不義に腹を立て、殺そうなどと思った。しかし、思い直したのは立派である。この後はかりそめにも悪を働こうなどと思うな。善行を積み、安らかに一生を送りなさい」

そういわれて、兵次はここが人間界ではないことに気がついた。そこで、気になっていることを聞いた。

「今の世の中は麻のごとく乱れています。この先どのようになるのか教えてください」

「今の世の人の心は獣のようだ。臣は君に背き、子は親をはかる。兄弟は敵となり、常に争って、心の安まる暇もない」

老翁は諸国の行く末を鏡に映して、兵次に語った。

「由利源内はどうなるのでしょう?」

「間もなく彼の主人は打ち首になる。源内は3年を待たず家運がつきて災いがおよぶ。おまえは源内の傍にいてもろくな事はない。都を離れて笠取山のあたりに行きなさい。ここに10両ある。これをあげよう。持って行きなさい」

老翁に教えられた道を通って、兵次は家に帰った。その後。兵次は笠取山の奥に移り住んだ。源内はその主人と共に、織田信長によって殺された。兵次の子孫は今も残って、平穏に暮らしているという。

                           終わり

御伽婢子、13巻のうち 第1巻の終わり。

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