« K福祉会後援会 狐の妖怪 | トップページ | 左甚五郎 »

2009年5月29日 (金)

朝食と料理 狐の妖怪・2

5月29日(金)

1日中雨。このところよく降りますね。

Imgp1468 恥ずかし気もなく、朝食の写真です。

メインの皿は、酒蒸しにした鶏肉、ニンジン、キュウリ、ワカメ。

右はみそ汁で、具はカブの皮とニンジンの皮。何でも食ってやろうの精神です。瀬戸物の椀に水、味噌、ダシを入れ、電子レンジでチン、ハイ、できあがりという代物。

そうそう、メインの皿のタレも、余り物を利用しました。タマネギ、ナスなどを甘酢に漬けていたのですが、それを食べ終わった残りの汁に味噌とゴマを加えたタレです。

左のどんぶりは、冷凍の焼きお握りを崩してお茶漬けにしました。薬味に紫蘇のふりかけなどを入れてあります。

鶏肉の酒蒸しは昨日作ったもの。今日やったことと言ったら、ニンジンやキュウリを切ったことくらい。後は電子レンジのお仕事です。

朝食は、バランスを考えて、ばっちりと摂りますが、短時間で作れるものばかり。

夕食も手の込んだものは作りません。それにしても、1人になってから10年も経つのに、料理は覚えませんね。インターネットのレシピに助けられています。冷蔵庫をみて、あるもので作るというのが私のやり方ですが、インターネットなら、私でも作れそうなものが、何かしら出ています。

そんなわけで、わが家のシェフはインターネットと電子レンジです。

御伽婢子・17

狐の妖怪・2

前回のあらすじ 琵琶湖畔で、旅館を営む竹割小弥太は、物怖じしない性格だった。ある日、狐が人間の娘に化けるのを見る。小弥太は、騙されたふりをして、狐を家まで連れ帰った。

琵琶湖の北の方は木下藤吉郎の領地になり、京都から来た武将、石田市之助が小弥太の宿に泊まった。そして狐の娘の美しさに心を奪われ、是非譲ってくれと小弥太に頼んだ。

小弥太は他にも多くの金持ちがこの娘を欲しがっていると言って渋り、うまうまと100両をせしめて、娘を譲り渡した。

石田は娘を岐阜に連れ帰り、寵愛した。けれども娘は少しも高ぶることなく、よく気がつき、まめまめしく働いた。本妻にもよくつくし、自らはへりくだった。そのため、本妻にも気に入られた。家来や出入りする者たちにも気を配り、石田の家にはよい娘が来たと評判になるほどだった。

半年ばかりして、石田はまた京へ上ることになった。京の高尾で祐覚僧都に会うと、

「あなたは精気を奪われている。早く原因を取り払わないと、命を失うことになる」

といった。石田は、いつの世もいい加減なことを言う坊主はいる。これもそのくちだろうと思い、信じなかった。

しかし、間もなく石田は病気になった。顔色は黄色くなり、痩せこけて、うわごとを言う。家の者は驚いて、医者よ薬よと治療したが、何の効き目もない。

やっと高尾の僧が言ったことを思いだし、祐覚僧都を招いてみてもらった。

「やはり私の言った通りだ。あなたは私を信じなかったけれど、仏法は慈悲をもととしている。直してあげましょう。すぐに岐阜の家に帰りなさい。私も一緒に行きます」

岐阜の家に着くと、僧都は、壇を飾り灯明を立て、香を焚き、弊をたて、祭文を読み上げた。

すると、にわかに黒雲が空を覆い、雷は激しく鳴った。娘は怖れ惑い、倒れて死んだ。娘は古狐だった。

娘が人に与えたものをよく見ると、それは、木の葉だったり、松ぼっくりだったりした。

石田の気持ちはさわやかになり、病は癒えた。

狐の屍は遠く、山に埋めた。

小弥太はどうしているかと尋ねさせてみると、大金をもらったものだから、その金を持ってどこかへ行方をくらましていた。どこへ消えたかは、誰の知らないという。

                          終わり

御伽婢子第2巻終わり

|

« K福祉会後援会 狐の妖怪 | トップページ | 左甚五郎 »

コメント

工夫して、お野菜捨てずに利用。
それが、1番の料理上手です。
名のつく料理は、半端な残りが出るのです。

投稿: 五十路 | 2009年5月29日 (金) 23時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/118203/29855976

この記事へのトラックバック一覧です: 朝食と料理 狐の妖怪・2:

» ETCコーポレートカードとは?|fxシステムトレード [ETCコーポレートカードとは?|fxシステムトレード]
ETCコーポレートカードとは?|fxシステムトレード [続きを読む]

受信: 2009年5月31日 (日) 19時11分

« K福祉会後援会 狐の妖怪 | トップページ | 左甚五郎 »