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2009年3月 7日 (土)

本を買いに

3月7日(土)

川越紀伊国屋へ本を買いに行く。いつもとは違う道を歩くことにしたら、途中で行き止まり。右に曲がったり左に曲がったり、適当に歩いているうち、いつもの道なら川越に着くと思われるころに、ひっこりと知っている道に出た。それから20分くらい歩いて、紀伊国屋に着く。

実は私のマンションの隣が本屋で、週刊で発行される冊子を2種類取り寄せてもらっている。だから欲しい本はそこで頼めばいいのだけれど、私としては、欲しい本以外のものも見たいのです。

今回欲しかった本に「福翁自伝」があります。若い頃読んだことはありますが、今回は、明治維新のころ、刀を振り回していない知識人が、どんな思いでその時代を生きていたかに興味がありました。「天は人の上に草鞋を作らず、人の下にちょんまげを作らず・・・いや、人の下に丸髷を作らず・・・ではなかった。下級武士の子として生まれ、人は生まれながらに平等だと主張した人の思いを知りたいのです。

「福翁自伝」は岩波文庫にあると思いましたが、今日は見つけられませんでした。しかし、4冊の本を買ったので、それはまたこんどと言うことにします。

衝動買いをした本があります。それは「時代が作る狂気~精神医療と社会」芹沢一也著、朝日選書です。

私はかねがね、精神病にも時代による流行があると思っています。たとえば私が子供のころ、狐憑き、と言われる人々が居ました。その多くは統合失調症だったと思いますが、そんな人は今はいません。狐憑きが統合失調症と同じだとすれば、時代による流行とは関係ないことにな。この論旨、ちょっとおかしい。

どうも引用する例が良くなかった。ヒステリーならどうでしょう。私の若い頃は、ヒステリーとささやかれる女性が今より多かったと思います。実際にヒステリー患者も多かったのではないでしょうか。

私は精神科医ではありませんから、本当のところは知りませんが、ヒステリーと言って私が思い浮かべる性格は、自己顕示欲が強く、派手好き、目立ちたがりで、異性に媚を売るような所があり、大げさな振る舞いをする、等です。この性格、昔は抑圧されなければならなかったけれど、今では割とすんなり受け入れられるのではないでしょうか。受け入れられるのであれば「キーッ」と言ってヒックリカエル必要もないわけです。

現在増えているのは、うつ病だと思います。とにかく競争社会で、どんどん落ちこぼれを作っています。派手で目立つのはよいことで、真面目で引っ込み思案の人には生きにくい世の中になっています。何でも自己責任と言われ、失敗を人のせいにせず、自分を責める人が鬱になるのです。うつ病は現代病、今流行っている精神病と思います。

そんな気持ちが根底にあるものだから「時代が作る狂気」を衝動買いしたわけです。

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コメント

ヒステリー症状は、今でも精神障害の一分野で、結構いますよ。
自己顕示が強く、自分が中心でないと気がすまない人ですね。
昔、ヒステリーと言われたのは、感情の起伏の激しい人をいったもので、僕の姉に弟を叱るとかんかんになる人がいて、母親があれはヒステリーだからと言っていたのを思い出します。
狐つきは、やはり統合失調症の一種なのでしょうね。

投稿: mizutani | 2009年3月15日 (日) 20時18分

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