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2008年11月30日 (日)

私の新聞の読み方

11月30日(日)

私はどこやらの総理大臣と同じで、新聞は見出しを読むだけのことが多い。

新聞のもっとも大切なことは、ニュース、新しい出来事を間違いなく、脚色せずに伝えることだと思う。このニュースを、私は見出しだけ読んで、分かったようなつもりになる場合が多い。本当は何も分からないのだが、よほど気になるニュースでなければ、記事の中味までは読まない。

私が好んで読むのはコラムである。記者の書くコラム、読者の投稿によるコラム、あるいは新聞社が寄稿を求めた、いわゆる識者のコラムなどが好きである。

なぜコラムが好きなのか、理由をつければいろいろあるけれど、そこには書く人の個性がある、というのもその一つである。コラムで事実が紹介されている場合もあるけれども、事実だけではなく、書いた人の感想、思想、思いが込められている。そこが良いのである。

じつはニュースの記事でも、記者の目を通したものであり、写真も、カメラマンが選んだショットである。そこに思想やら感情やらがあるわけだが、中立という立場を取っているので、あからさまな意見は言っていない。

本当の中立というものがあり得るのか疑問もないわけではない。しかし、新聞がニュースを伝えるときは中立であるとしても、社説やコラム記事は、中立を捨てているわけだ。社説は中立だというかも知れないが、それが1つの意見である以上、完全中立と言うことはあり得ない。

私は人の意見が聞きたいようだ。人の感情、人の思い、そんなものに興味がある。

これもコラム記事にはいるのだろうか。私がもっとも注意深く読むのは、書評欄である。

書評で取り上げられた本で、これはというものは、次に本屋へ立ち寄ったときに探すことになる。気に入った本は、インターネットで買い求めるのが確実だけれども、私はそれをしない。

どんな本の内容も理解できるほどの強い胃袋を持っていれば別だが、私の胃袋はそんなに強くはない。ちょっと難しい本だと、すぐ消化不良をおこすのだ。

だからその本を興味を持って読めるかどうか、パラパラとページをめくってみたりしたいのである。

本屋で本を買いたいもう一つの理由。それは、何となくその辺の本棚を眺めているのが好きだと言うこと。時々は意外な本を発見したりする。

最近発見したのは、イザベラ・バードの「日本紀行」である。偶然に見つけた。いつごろからかは知らないが、そのような本があることを、記憶の底に持っていた。本を手に取り、ページをパラパラとめくって、買い求めることに決めた。そして読んだ結果、大変興味深かったといえる。その日、目的の本は買えなかったが、私は満足している。

インターネットで買うのでは、こういう出会いがない。

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