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2008年10月28日 (火)

本当に落語ブームなの?

10月28日(火)

本当に落語ブームなの?

私は中学を出て間もなく、琴職人の見習いをした。会社には、琴や三味線の見習いが何人もいたので、我々は良く悪ふざけをした。いつも穏やかな先輩が、見かねて小言を言うこともあった。

わたしゃネ、言いたかあないヨ、言いたかあないけどネ、人間てえものは、そんなもんじゃあないんじゃないか、いいかね・・・。

という調子で始まる。

言いたくなければ言わなきゃいいのに、こっちだって聞きたかあねえや。などと不遜なことを思っても、先輩のいうことであれば頭を垂れて聞かなくてはならない。すると小言は、右の耳から左の耳に、すーっと抜けていく。

と、まあ、落語調で書きだしてみたけれど、事実、これに近いことはありました。

近ごろは落語がブームなんだってね。ほんとかなあ。お笑いがブームだということは認めるけれど、落語はどうなのかねえ。寄席なども、混んでいるんでしょうか。

最近テレビで見るお笑いは、一発芸だもンね。数を数えて、3の倍数ごとに奇声を発するだとか、大げさに「グー」だとか言ったりするのが芸なんですね。人間の深みも、おもしろさもない。落語のおもしろさは人間観察のおもしろさだと思うのだが、、近ごろのお笑いにはそれがないねえ。こんなことを思うのは、歳のせいなのかなあ。

そうそう、落語以外にもおもしろい人がいました。イッセー尾方(尾方の字が違うかな?)、あれは芸ですね。奇声を発するだけの芸人とは質が違う。彼の人間観察はすごい。落語に通ずる。

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