芋掘り ペンキ塗り Oさん逝く
10月7日(火)
芋掘り
午前、精障者作業所Mへ。
Mで借りている畑のサツマイモ掘り。たった2畝だが、蔓が伸びて、伸びて、引き寄せて処理するのが重労働だ。蔓の処理が終わったところで、メンバーやスタッフが来る。それから芋掘り。上(蔓)の勢いの割に、収量は少ない。それでも赤い美しい芋が洗われるたびに、歓声が上がる。
ペンキ塗り
午後、精障者授産施設Rへ。
Rで経営する食堂の包丁を研ぐつもりで行ったのだが、そのほかに、古い背もたれ付きベンチペンキも塗ってくれと言う。2脚ある。塗料と刷毛だけが用意されていた。古くて雨ざらしになっていたから、手で触ると、ばさついていて、棘が刺さった。サンドペーパーを買ってきてもらう。前から言われていればサンダーを持ってきたのに。
午前も午後も中腰の仕事、さすがに疲れた。
Oさん逝く
夜、Iさんから電話があり、Oさんが亡くなったという。テレビでは緒方拳がなくなったニュースが流れているが、もちろん緒方拳のことではない。我々の俳句の会のOさんである。
Oさん、確か94歳だったと思う。われわれの会の最長老である。9月の句会には体調不良で欠席したが、8月までは元気な姿を見せていた。結社1番の論客で、最後まで舌鋒は鋭かった。今月から、いつもの席にOさんがいないと思うと淋しい。
彼方から来て去る命秋の雲 ぼんくらカエル
その席が空いて秋風吹き抜ける ぼんくらカエル
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