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2008年7月12日 (土)

常田合戦甲州軍兵幽霊

7月12日(土)

常田合戦甲州軍兵幽霊(狗波利子・通算36回)

(難解な仏教用語多く、誤訳がでそうです)

甲州東郡恵林寺の奥に、真言の寺がある。上求寺という。本尊は不動明王である。不動明王の強く猛々しい憤怒の様相は、わがままでだらしない者、残酷な者たちを戒めるものである。

不動明王の本来は、知恵で正邪を決断し、般若真理の実相を示すものである。目、耳、鼻、舌、体、心の4つの魔、すなわち肉体魔、煩悩魔、死魔、天魔を制御し、四生、すなわち人間など胎生の者、鳥のように卵生の者、カエルのような湿生の者、蝉などのように脱皮したりする化生の者、及び、天上界、人間界、地獄道、畜生道、餓鬼道の者たちに、あまねく恵みをたれ給う。

その時の住職は、頼胤阿闍梨という知行兼備の得の高い僧であった。万物はその眞底において皆一体であることを示す曼荼羅には、花の下に白馬がいななき、身、口、意の秘密を見定めている月の前で、青龍が雲を吐いている。阿闍梨の心の底では、密教金剛界にふさわしい玉を磨き、中尊を安置する中台の胸の内には、すべてを良しとする香を包んでいた。身、口、意の秘密を知る名僧として、諸人は皆敬っていた。加持祈祷をし、護摩を焚き灌頂をすれば、谷にこだまが響くように、その功をあらわした。

                        続く

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