« 尺貫法・田上の雪地蔵2 | トップページ | 丸山  柿崎和泉守亡魂 »

2008年6月24日 (火)

デジカメ  田上の雪地蔵・3

6月24日(火)

デジカメ、行方不明(ぼんくら日記)

買ってからまだ10回も使っていないのに、デジカメが行方不明になりました。近ごろ惚けてきたので、年中捜し物をしています。しかしデジカメは、置く場所がだいたい決まっているし、そこになければリュックその他、外出するときに持って行く鞄などの中と、相場が決まっています。それなのに、どこをさがしても見つかりません。何かの拍子にひょっこり出てくることもあるかも知れませんが、無くした可能性の方が大です。どこでどうしたか。全く心当たりがありません。やっぱり、ボケかなあ。

田上の雪地蔵・3(狗波利子・通算32回)

   原作・浅井了意   現代語訳・ぼんくらカエル

(前回までのあらすじ・子供の頃、雪地蔵を作り、戯れて開眼供養をした明阿僧都は、説法上手の学僧である。ある時、1昼夜息絶えたように見えたが、じつは冥土に案内され、閻魔大王の新築寺院の供養を頼まれる)

僧都は新築の精舎に入り、高座に上って説法をはじめた。閻魔大王をはじめ、並み居る冥官たちは、世界宇宙の真理を述べる説法に感激した。

「この上は、何なりと望みを言いなさい」

と大王が言う。僧都が答える。

「出家して名利を離れた身なので、特にに望むものはない。願わくば、母に会わせてもらいたい。私を育ててくれた恩に報いたいのです」

大王は僧都の母が叫喚地獄にいることを知り、冥官一人に案内させて、僧都を地獄に行かせた。

銅の大地、鉄の門、燃えさかる猛火の音、大音響の雷、罪人の泣き叫ぶ声、魂も消え入るほどである。

冥官が門を叩くと、獄卒が門を開いた。猛火がほとばしり出る。

僧都が母を訪ねると、獄卒は炭の塊のような物を鉾に貫いて投げてよこす。外の風に当たって炭の塊は動きだし、しばらくして人の形になる。僧都の母であった。

僧都の悲しみは限りなく、言葉も出ず、ただ嘆くのみであった。

今は本物の地蔵に生まれ変わった元雪地蔵が来て、

「そなたの母をなんとか助けようと思ったが、力が及ばなかった。早く娑婆に帰り、法華経を書いて弔いなさい」

といわれ、夢のように感じて僧都はよみがえった。

僧都は母のために金字で法華経の写経をし、金の地蔵菩薩像をつくった。それが完成した日、母は都卒天に生まれ変わったと夢の中で告げられた。僧都の憂いは晴れ、ますます熱心に修行をした。

雪から生まれ変わった地蔵菩薩は、しばらく田上の草堂におられたが、うち続く世の乱れに、焼け失せてしまったと言うことである。

                    終わり

|

« 尺貫法・田上の雪地蔵2 | トップページ | 丸山  柿崎和泉守亡魂 »

コメント

あらま悔しいですね、この間買ったカメラでショ?

私は今1GBのコンデジ用メモリーカードを探しています。大事にしまったのがいけなかった、見当つけて探しても見つかりません。ビニールにいてておくとよくないと聞いてなにかケースに入れたのは覚えているんですがね.....

キットでできますよ 出たきたらブログに書いてね(^o^)

投稿: さーや | 2008年6月24日 (火) 22時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/118203/21861114

この記事へのトラックバック一覧です: デジカメ  田上の雪地蔵・3:

« 尺貫法・田上の雪地蔵2 | トップページ | 丸山  柿崎和泉守亡魂 »