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2008年5月 1日 (木)

またも傷の話

5月1日(木)

今日も狭山病院へ。

救急車で運ばれて、おでこをの傷を縫ってもらった先生と、昨日処置をしてもらった先生と、今日の先生は、全部違う人である。今日の先生は、傷の状態を鏡で見せてくれた。私は4針縫われたと思っていたのだが、本当はその倍くらいは縫われていた。おやおや、だ。

昨日書いたことと同じだが、私は、やってしまったことについては、後はなるようになるさと思う方なので、4針だろうと10針だろうと、まあいいやという感じだ。

ただ、なぜ4針と思ったかについては、それなりに理由がある。じつは私の傷を縫うとき、それを指示する先生と、指示されて縫う先生がいた。私は顔を隠されていたので、声だけで判断したのだが、指示する先生が4針と言ったのを聞いたのである。その先生は指示だけしてどこかへ行ってしまった。

指示されて縫う方は、医師としては初心者だろう。普通ならば、初心者の医師に縫ってもらうと分かれば、不安に感じるだろう。しかし、私は感じなかった。それは私自身が職人だった経験による。

職人の仕事というものは、初心者のうちは、トラブルのない限り、だいたいうまく行くのである。初心者と言っても、先輩が仕事をまかせてみようと思うほどになった初心者のことだ。失敗が多いのは、慣れてきて、鼻歌を歌いながら仕事をするようになった頃だ。慣れてきて、失敗をして、それを乗り越えてからが本当の一人前だ。

「大功は大拙に似たり」という。大いに巧みな者は、まるで下手くそな者のように用心深いということである。

徒然草に「高名の木のぼりといひしをのこ」で始まる章(第109段)がある。その章を意訳すれば、おおよそ次のようだ。

木のぼりの名人が、人に木のぼりの指導をしたとき、その人が梢の方にいるときはないも言わないで、下の方まで降りてきてから「気をつけろ」と声を掛けた。「もう飛び降りることが出来る頃になって、何を言うのだ」と抗議すると、「高いときは自分で注意する、間違いは安心しているときに起きる」と答えた。

物事はだいたいそんなものですね。

今日の整形外科の先生によれば、私の傷は、医師の指示を忠実に守れば、そんなに目立たなくなるだろうという。その指示とは、抜糸をした後もかなりの期間、指定の絆創膏を貼り続けろということだ。傷跡や針の跡を日焼けさせるといけないんだってさ。夏の間も、おでこに絆創膏を貼っているのかなあ。秋口には、絆創膏の跡だけが日焼けせずに残る・・・これも見ものだぜ。

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