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2008年3月28日 (金)

読めません

3月28日(金)  晴れ、曇り、雨

水彩画の会。例によって、童画風の絵を描く。誰かが、谷内六郎の絵みたいだといってけれど、そんなに上手ではありません。

読めません

少し俳句の悪口でも書きましょう。65歳から俳句を始めたが、若い頃からやっている人とは違って、まあ、ものにはならないでしょう。65歳までは俳句と無縁で過ごしたものだから、どうしても俳句を外から見るような気分になります。

まず、俳句で使われる字、難しい字が多いですね。「霾」。この字、読めますか? 春の季語です。俳句をやらない人でこの字を読めたら、漢字マニアですね。「ツチフル」と読むのです。読めたところで、こんどは意味が分かりませんよね。「黄砂」のことです。中国大陸から飛んでくる、砂漠の砂ですね。最近、日本に飛んでくる黄砂が汚染されていると話題になりました。「昔は黄砂なんてなかったんじゃないの」とテレビで言った人がいましたが、黄砂自体は昔からありました。その証拠に、こんな季語があるわけです。

では「潦 」はどうでしょう? これ「ニワタズミ」というのだそうです。「なに、それ?」って言いたくなりますよね。水たまりのことです。「水たまり」などという平凡な言葉を使っては、俳人の沽券に係わるのでしょうか。

このまえは「彳〒」という言葉が出てきました。「テキチャク」と読んで、佇むことを言います。小鳥などがちょこちょこと少しだけ動いてから立ち止まる、と言う意味があるそうで、それなりの言葉とは思いますが、読めませんよね。

「衣替え」は「更衣」と書きます。確かに意味は合っていますが、わざわざ読みにくい方を選んで使っているような気がします。「更衣」は、普通は「コウイ」と読んで、「更衣室」などと使うと思います。訓で読ませたいときは「衣替え」と書くのが普通だと思います。

広辞苑やかなり厚い漢和辞典に出ていないような字も使います。「ヒツジ」と言うのですが、私のパソコンでは「手書き入力」にしても出すことが出来ません。「櫓」という字の、木偏の部分を禾編にすれば、「ヒツジ」という字になります。稲刈りが終わったあとの切り株から、ヒコバエが出てくることがありますよね。あれを「ヒツジ」と言うようです。

こんな難しい字を知っているから俳人は偉い、などとは思いません。むしろ、「良くまあ、そんな字を使うよ」といった冷やかし気分で見てしまいます。

俳句を始めて6年たちますが、まだ俳句を外から見る気分が抜けません。上手くならないわけですなあ。

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