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2008年2月27日 (水)

古季語歳時記

2月27日(水)  晴

私は65歳の2月から俳句を始めた。現在は71歳だから、ちょうど6年になる。昨日都幾川や毛呂山に行ったTさんの勧めによるものである。

俳句でどうこうと言う気持ちはないけれど、ここまでやってきて、どうしても気になるのが季語である。

俳句を始めたとき、季語があって定型であるという以上の知識はなかった。ところがこの季語について、結社や人によって、考え方は天と地ほど違う。俳句とは季語を詠うものだという人から、季語を気にしない人までいる。季語については、人に教えて貰おうとしても、統一見解などというものはないから、駄目である。自分で考えるしかない。

季語絶対派の中には、歳時記に載っていないものは季語ではない、という考え方がある。あるいはこれが主流なのかも知れない。しかし私には、これは奇妙な考えに思える。それなら、広辞苑に載っていないものは言葉ではないのか、と反論したくなるのである。歳時記に載っていようがいなかろうが、季感を表す言葉は季語であると私は思う。

歳時記に載っていたって、変な季語はありますよ。「甘酒」が、夏の季語なのです。これは何も私が言わなくても、多くの人が指摘しているのだから、あらためて書けば、その尻馬に乗っているだけと思われそうです。でも、おかしいと言えばおかしいですよね。いまの人にとって、甘酒は冬のものでしょう。

昔、清涼飲料水などのなかった頃、水泳のあとで甘酒を飲んだりしました。かくいう私も、海水浴に行って、甘酒を飲んだ記憶があります。「甘酒」の本意はそれだと言われても、いまでは納得できません。

私は季感を表す言葉は、歳時記にあろうがなかろうが季語だと考えます。また、季語がなくても、俳句全体で季節を現していれば、その俳句は「有季」だと思います。

辞書に、「現代国語辞典」と「古語辞典」があるように、歳時記にも、「現代歳時記」と「古季語歳時記」があったらいいのに、と私は思います。「甘酒」などは、「古季語歳時記」では夏、「現代歳時記」では冬に分類すればいいのです。「古季語歳時記」というようなものがあれば、発句、俳諧を理解しやすくなると思うのですがどうでしょうか。こんなことは、だれもいっていないような気がしますが、どうでしょうかね。

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