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2008年2月 1日 (金)

スローガンに酔うな

2月1日(金)   晴れ

ボランティア懇談会

精障者作業時みちくさで、スタッフとボランティアの懇談会。

私はみちくさのメンバーさん達については、以前は全員知っていたが、いまは一部しか分からない。メンバーの入れ替わりがあり、私は原則として、週1度しかいっていないからである。

なんと言ってもこの病気、体調などの波が大きいのだ。スタッフの悩みの一つである。

ボランティアとしては、他の障害者や高齢者を相手にしたときのような、達成感が持ちにくい、ということがある。たとえば、車椅子を押せば、ボランティアをしたのだという実感がある。しかし、五体満足な人と話をしているだけで過ごすような時間は、これでいいのかな、と思ってしまう。本当は、精神障害者の話し相手になることは、足の悪い人の車椅子を押すようなものなのだけれど・・・。

水彩画の会

遅刻していく。雪国の子供が雪踏みをしている絵を描こうとしたのだが、早描きの私も、さすがに1時間弱では描ききれなかった。

スローガンに酔うな

戦争が何によって起こるのか、それぞれに何か原因があるのだろうけれど、私などには分からないことが多い。ただ、誰かが旗を振って、スローガンを叫んでいると、必ずそのスローガンに酔う人が出てくる。どの戦争でも、指導者だけでは出来なかったはずである。

こんなことを考えるのは、昨日「母べえ」を観たからだけれども、先の戦争でも、スローガンを叫んで旗を振る人がいた。その旗に靡き、そのスローガンに酔う人がいた。頼まれもしないのに、大義名分を叫び、正義感に駆られて人を戦争に駆り立てるような人がいた。ただ付和雷同しているだけなのに、ただお先棒を担いでいるだけなのに、自分は正義を主張していると信じ込んでいたのだ。マスコミも、それを煽った。

インテリはそんなことをしないなどと思うのは間違いである。頭のいい人間は付和雷同しない、などと思うのは間違いである。どんな人間が付和雷同し、どんな人間が冷静でいられるのか、それが私には分からない。ただ、スローガンに酔うタイプ、というものはあるような気がする。しかし、私が付和雷同しないとは言い切れない。用心しなくてはいけない。

私は、世の中の人が同じ方向を向いて、同じことを言い出したら危ないと思っている。われわれは、ちょっとしたことで、すぐそうなるのである。

相撲の朝青龍問題などがそうだ。朝青龍はずる休みをしただけである。確かに横綱たるもの、ずる休みなどすべきではない。朝青龍は批判されるべきであり、処分をされるべきである。しかし、あれほど大騒ぎするようなことだったのか。マスコミがこぞってたたき、テレビや新聞で、識者といわれるような人々が、口を極めて批判した。

同じ相撲界なら、時津部屋のリンチ殺人事件の方が、ずっと重大で、それこそ同じ土俵では論じられないほどなのに、世間やマスコミの扱いは逆だった。

相撲だったから良かったけれど、これが戦争の話だったら大変である。われわれは、一定の方向を見がちなのである。そういえば、小泉人気だって、どこか共通していたと私は思う。

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