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2007年5月18日 (金)

秩父市田村

5月18日

ぼんくら日記

このところよく秩父に出かける。今日も出かけた。

秩父駅前の道を荒川に向かってまっすぐ進むと、大きな吊り橋に出る。ここを道なりに行けば、秩父ミューズパークに出る。

途中、大きくカーブしながら進む車道を避けて、急な山道を登る遊歩道があり、これがミューズパークへの近道になる。私はこの道に入った。しかし、あえてミューズパークへ行かず、そこからさらに、尾根越えの山道に入った。廃道のようだったが、踏み後があるので、かまわず進んだ。低い尾根だし、遠く車の音も聞こえるので、まず、遭難ということはあるまい。半分藪こぎのようになりながらどんどん降りて行くと、ぽっかりと開けた盆地に出た。秩父自体が盆地なのだが、その盆地の中に、また、箱庭のような盆地があったのだ。

まわりの山、緑の木々、小さな集落。何となく心の落ち着く、好ましい風景だ。たまたま、車にもたれている腰の曲がった農婦がいたので、土地の名前を聞いてみたら、秩父市の田村というところだそうだ。

その、農婦の話、

「わしが嫁に来て60年になるが、何もかわらねえなあ。あそこに家が2軒建ったけど、それだけだ。向こうの寺は円福寺っていう寺だ。田舎にしたらいい寺だなあ、行ってみたらいい」

「そうけえ、狭山からけえ。いいところだと言っても、ここらは昔と同じだ。何がいいんだか。景色がいい? ああ、そうけえ」

嫁に来て60年で、腰も曲がっている。そうとな歳だが、どうやら車に乗って移動するようだ。認知症ではないようなので、大丈夫なのだろう。

農婦の薦めにしたがって、円福寺に寄る。曹洞宗の寺のようだ。なるほど良い寺である。綺麗に手入れされた庭園が美しい。白い砂利が敷き詰められているので、一見枯山水のような気がしたが、実はそうではない。木が植えられているし、池もあって橋が架かっている。池には緋鯉もいる。

この寺を見て、今日の散歩は終わり。

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