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2007年2月 5日 (月)

精神障害者

2月5日

 M作業所でボランティア。畑仕事。冬菜(カラシナに近い)を収穫。畑の一部を打ち直し、ジャガイモを植える。今日は、メンバーさんが、いつになく大勢手伝ってくれたので、それほど時間はかからなかった。

 どこの作業所でも、障害を持つ利用者を、メンバーさんと呼ぶ。少し妙な気がするが、そういうことになっている。ちなみに、老人介護施設などに入っている人は、利用者さんと呼ぶ。

 精神障害の人に、がんばれなどと言って励ますのは禁句で、その辺に知的障害者との違いがある。精神障害などと言うと、何か危険な人のように思う人が多いけれども、普通の人とそう違うわけではない。実際に犯罪を犯すような人の割合は、一般人より多いというわけではない。

 精神障害の代表的なものとしては、統合失調症がある。かっては精神分裂病と言われたものだ。今でも、家族やまわりのせいで統合失調症になると考えている人が多いが、医学的には、そのようなことではないらしい。原因ははっきりしないが、神経伝達物質の出方に異常があるらしい。神経細胞というのは、細胞のうちでは大きなものだが、それでも、たとえば手の先からの脳まで、直接つながるほど大きくはない(当たり前だ)。たとえば指で冷たいものを触って、その感覚が脳に伝わるまでには、いくつもの神経細胞を通る。神経細胞と神経細胞は、直接つながっているわけではなくて、いくらか隙間があるらしい。その隙間に神経伝達物質がでて、情報の受け渡しをしているらしいのである。ちょうど伝言ゲームのようなものだ。先の細胞から、伝達物質が正しくでて、次の細胞に正しく受け渡されればいいのだが、ここに異常があるのが統合失調症のようである。昔は治らない病気だったけれども、今はかなりよい薬もあるようで、治る人もいるし、薬を用いながら、普通の生活を送る人も多い。

 社会的に怖いのは、精神異常者ではなくて、性格異常者である。凶暴になったり、すぐに切れたりするのは、むしろ性格異常者なのである。その点を混同されるのが困る。もう一つ困るのは、精神異常者ではないのに、精神異常者を装った犯罪者が居ると言うことだ。

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